2006-01-01から1年間の記事一覧

宗恵の『一日一禅』 182

無為無事人(むいぶじのひと) 16日に行ったリレー茶会の大宗匠のお筆によります句でした。 何もしない何事にも捉われない融通無碍(ゆうづうむげ)の悟りの境地にいる人のことでしょうか。 そのような境地には到底なれない、と言いますか 現代社会で生き…

明日はいよいよ・・・

明日は明日はリレー茶会 http://www.urasenke.or.jp/textm/headq/event/seinen/zenkoku14/recha/hiki/hiki.html 雇われ亭主のため、これから必死で会記(お道具の名前や作者名が書かれたもの)を 覚えなくてはなりません。 わたしが属している茶道の青年部の…

宗恵の『一日一禅』 181

清風払明月(せいふうめいげつをはらう) 明月清風を払い 清風明月を払う からとられた句です。この時期、一番目にする句ではないでしょうか。 明るい月に照らし出された野に秋の爽やかな風が吹き渡っている という真に清々しく、心洗われる情景ですね。 毎…

いよいよ開幕!第4回学生フォーミュラ大会

最近記事を書くのが横着になってきました。 長男が今頑張っています☆ 詳しくはこちら! http://ochatobara.exblog.jp/3323445

宗恵の『一日一禅』 180

月白風清(つきしろくかぜきよし) 夏は熱く冬は寒し 山は青く水は緑なり 天は高く地は厚し 月は白く風は清し という詩から採られた句です。 当たり前のことを並べただけのように思いますが わたしたちの周囲にあるすべてのものに対する純粋な感動が 直接的…

★『おとこ友達との会話』

白洲正子さんの『おとこ友達との会話』新潮文庫 を読みました。 赤瀬川原平・前登志夫・仲畑貴志・青柳恵介・河合隼雄・養老孟司らの 「おとこ友達」との対談集です。 お話するだけで本になっちゃうなんてスゴイですね。 白洲さんは聞き上手なんです。 好奇…

宗恵の『一日一禅』 179

體露金風(たいろきんぷう) ある僧が雲門(唐代に雲門宗を開いた禅僧)に尋ねました。 「木が枯れて、葉が落ちるさまはどういうものですか」 雲門は答えました。 「體露金風」 悟りを求める心もあらゆる計らいもすべて消え去った境地を雲門に尋ねたら それ…

コンフィチュール

わたしはジャムが大好き。 最近ではジャムと言わず「コンフィチュール」と言って 普通のジャムと一線を画す。 コンフィチュール=confiture フランス語ではジャムのことなんだけどな…。 こんな記事を書いてみました。

淡交茶会のお菓子が決まるまで その1

10月22日(日)に特別淡交茶会を新潟市民芸術文化会館で行います。 青年部席は4階のギャラリー。 お菓子は先日の話し合いで丸屋本店に決まっている。 他の席が主菓子なので、わたしたちはお干菓子となった。 今までお干菓子は美豆伎庵かお取り寄せだっ…

宗恵の『一日一禅』 178

心如水中月(こころはすいちゅうのつきのごとし) 水面に映る月は、たとえ急流にあってもながされることなく 荒波に揉まれて形を乱しても波が収まればただちに元の光輝く丸い姿を取り戻す。 また、それを手に取ろうとして水中を探っても、掌中に確保すること…

宗恵の『一日一禅』 177

関山半窓月(かんざんはんそうのつき) 通り抜けることが困難な関所がある山の中で 庵の窓を半分開けて見る月が 大変苦難に満ちている修行中でも 素晴らしい悟りの世界が待っていることを知らせてくれる というような意味でしょうか。 ガラッと全部窓を開け…

美味しいお店を見つけました:グリル モン

昨日は大変せわしい一日でしたが お昼は大変美味しいお店に巡りあいました。 長岡市大手通1丁目にあります イタリア料理屋 四角いピッツァと魚介・肉料理『グリル モン』です。 2階に上がる階段にはおじさんがお迎え。 お店の入り口の可愛い猫ちゃんです。…

宗恵の『一日一禅』 176

重陽九日菊花新(ちょうようくにち きっかあらたなり) 陰暦9月9日は陽の数である9が重なる、重陽の節句にあたります。 お正月7日の人日(じんじつ)、3月3日の上巳(じょうし)、 5月5日の端午(たんご)、7月7日の七夕(しちせき)と並ぶ 五節句…

明日の予定

明日は忙しい。 午前中、長岡の「ぎゃらりい栗本」で「第3回古今茶道具名品展」 http://www.gallery-kurimoto.co.jp/ 燕の「丸山コレクション矢立煙管館」で「照井康一・清子ガラス展」 http://www.city.tsubame.niigata.jp/info/shiryou/03maruyama-top.ht…

宗恵の『一日一禅』 175

月落不離天(つきおちて てんをはなれず) 『五灯会元(ごとうえげん)』という中国南宋代に成立した禅宗の灯史(仏教界における歴史書)にある 「水流れて元海に入り、月落ちて天を離れず」からとられた句です。 水はどこを流れても結局は海に帰し、月は西…

宗恵の『一日一禅』 174

千江月一輪(せんこう つきいちりん) 悠々と流れる大河、山間を流れる渓流、町に流れる小川 わたしたちの周りにはたくさんの水の流れがあります。 それらすべての水面に、月は平等に一つ映しだされます。 どのような境遇に生まれても、大自然の恵みはみな平…

宗恵の『一日一禅』 173

慶雲生五彩(けいうんごさいをしょうず) 縁起の良い五色の雲が空に現れている様子です。 「慶雲」とはめでたいことの前兆として現れると言われています。 その特徴は、雲のようで雲でなく、煙のようで煙でなく 気体のようで気体でなく、香りを発するがごと…

宗恵の『一日一禅』 172

西風一陣来(せいふういちじんきたる) 西風一陣来たり 落葉両三片 西風が吹いてきたので、葉っぱが二、三枚落ちた という秋の日の情景を詠んだ句からとられた言葉です。 「西風」は寒さをもたらす秋の風の意味で用いられるそうです。 昨日、新潟は日中生暖…

詩集『chori 』

詩集『chori』が届きました。 わたしは小さい時から詩が好きです。 「chori」を応援していきたいと思います。

宗恵の『一日一禅』 171

明歴歴露堂堂(めいれきれき ろどうどう) 「明」はあきらか「歴歴」はありありと著しいさま、ですから 「明歴歴」はあきらかに見えるという意味。 「露」はあらわれる「堂堂」は隠さないさま、ですから 「露堂堂」は何も隠すところなくあらわれている、とい…

淡交茶会

10月22日(日)新潟市民芸術文化会館(りゅーとぴあ)において 「社団法人茶道裏千家淡交会新潟支部55周年記念淡交茶会」が行われます。 我々青年部も薄茶席を担当させていただきます。 わたしは青年部役員として最後のオツトメ!でこのお茶会を担当い…

宗恵の『一日一禅』 170

水和明月流(みずはめいげつにわしてながる) 『禅林類聚』などの見られる 「天は白雲と共に暁け 水は明月に和して流る」 を出典とする句です。 白雲のたなびく中太陽は昇り、水は明月を川面に映しながら流れていく という情景です。 お互いに融和しながら存…

宗恵の『一日一禅』 169

水急不流月(みずきゅうなれどもつきをながさず) きょうのお稽古場に掛かっていた句です。 明るい月が川面に映っています。 どんなに流れが急でも、月はそこに留まっています。 確固たる仏性があれば、どんな煩悩や妄想にも捉われることはない ということで…

新発田まつり

29日には新発田まつりの最終日「帰り台輪」でした。 新発田まつりの初日の早朝、6台ある台輪が各町内から諏訪神社へ奉納されます。 そしておまつり最終日、6台の台輪がまた各町内に帰るのですが その順番を競い合って喧嘩が始まるので「喧嘩台輪」と呼ば…

【解決しました】教えてください!!!

わたしのPCはWindows Meです。 最近PCの調子が悪い。 Win Anti Virus Pro 2006 をインストールしてからなので、それをアンインストールしたら 一緒にWINDOWSインストーラーまで持って行かれたらしい。 WINDOW…

宗恵の『一日一禅』 168

崑崙無縫罅(こんろんにほうかなし) 「崑崙」は西域にあると信じられた霊山のことですが 禅宗では仏法の根本、究極の真理の意味に用いられるそうです。 「縫罅」は縫い目あるいは隙間の意味で 仏教の真理や誰もが皆等しく持っている仏性が、混じりけ無く完…

元祖布乃利つなぎ 越後魚沼小嶋屋総本店

27日(日)は魚沼方面にドライブに行ってきました。 こちらの記事をご覧になってください。 http://ochatobara.exblog.jp/3181438 http://ochatobara.exblog.jp/3186320 お昼に十日町市(旧川西町)にある「元祖布乃利つなぎ 越後魚沼小嶋屋総本店」 で「…

宗恵の『一日一禅』 167

閑不徹(かんふてつ) 中国・南宋時代の禅僧・虚堂智愚が江蘇省にある報恩寺を退山するときに唱えた句 「雲は嶺頭に在って閑不徹 水はカンカ(変換できません)に流れて太忙生(たいぼうせい)」 からとられました。 雲は山の頂上のあたりに浮かんで、この上…

照井康一・照井清子 ガラス展

照井康一・照井清子 ガラス展 新発田市在住のガラス工芸家照井さんご夫妻のガラス展のご案内です。 平成18年9月1日(金)~18日(月)午前9時~午後4時半 休館日は9月4日・11日 会場 燕市産業資料館 別館 丸山コレクション矢立煙管館 入館料 大…

王子製紙 北越買収断念

TOBの勝算がなくなったようで 新潟県民としてはひとまず安心というところ。 普段、株に興味がなかったわたしでも、少しは興味を持てた話題でしたね。 これを機会に株の勉強をしようかな…。 でも余裕がないからね。 昨日、魚沼方面にドライブに行きました…