2006-04-01から1ヶ月間の記事一覧

笑ばなし

書こう書こうと思っていた「笑ばなし」をひとつ。 先月の9日、陶芸家の加古勝己先生を囲む会が長岡であった。 楽しくお話している最中に携帯が鳴っているのに気づいた。 家からだ。 「今どこ?何してるの?」と義母は明らかにパニック状態…。 長岡に行くっ…

宗恵の『一日一禅』86

同行必有一智(どうぎょうには かならずいっちあり) これはよく言う「3人寄れば文殊の知恵」と似たような意味なんだと思います。 3人一緒に行脚すればその中に必ず一人は智慧のある者がいる、ということです。 禅の本『摩訶止観』に 「切磋琢磨し心を同じ…

宗恵の『一日一禅』 85

今日客来茶(こんにちきゃくきたらば ちゃ) 「茶禅一味」という言葉がある。これは「茶仏一味」と言い換えてもいいかも知れない。 利休居士は言った。 「小座敷の茶の湯は、第一仏法を以て修行得道する事也。…… 水を運び、薪をとり、湯をわかし、茶をたてて…

なかなか手に入らないお酒が手に入ったので・・・

めったに手に入らない「越乃寒梅 特別純米酒 無垢」というお酒を 夫がどこからか仕入れてきた。 ということで一杯。 普通の?「越乃寒梅」はあっさりしすぎて好きではないが これは とろ~り、まったり でおいしゅうございました!!! ぐい呑みは備前の横山…

宗恵の『一日一禅』 84

花紅開宇宙(はなくれない うちゅうにひらく) 「宇宙」とは天地四方上下および過去・現在・未来 ありとあらゆる時間・空間すべてを包括する言葉です。 一輪だけ咲いた花が一切の存在を代表しているかのように生き生きと輝いている情景です。 花には様々な色…

山田和 先生

先週の土曜日(22日)陶芸家の山田和さんを囲んでのお食事会が長岡でありました。 山田和さんは今、素晴らしい茶陶を作ることで一番注目されているのでは…。 実はもっと年上の方かと思っておりましたら、昭和29年生まれ。 わたしの学生時代の同級生がT…

宗恵の『一日一禅』 83

日日是好日(にちにちこれこうにち) これは最もよく目にする禅語ではないでしょうか。 「好日」を「良い日」と解釈する場合が多いのですが、本来は 「苦しくても悲しくてもかけがえのない素晴らしい日」という意味なんだそうです。 毎日の喜怒哀楽に捉われ…

予告! ばら園呈茶

6月4日の日曜日午前10時から長岡市にある 国営越後丘陵公園にて「ばら園呈茶」を行います 昨年秋、ばらボランティアの方に一服飲んでいただき好評だったので http://blogs.yahoo.co.jp/soukei0322/15594163.html 今年は一般の方を対象にしたお呈茶を、さ…

宗恵の『一日一禅』 82

花簇簇錦簇簇(はなそうそう にしきそうそう) これを見て「涙そうそう」を思い浮かべた方が多いのでは…。 「簇簇」は群がり集まるさまを形容する言葉。 春爛漫。野には色とりどりの花が咲き、一面に錦を広げたような見事さだ という感動がこの句に表現され…

宗恵の『一日一禅』 81

無心帰大道(むしんなれば だいどうにきす) 先入観や捉われ、計らいを捨てて行えば、すべては根本の道=真理の大道に帰り着く。 「無」は虚無の無、有無の無から「無心」とは何も考えないこと、と思いますが 「禅」では思慮判断の生じない、言葉も生じない …

同期会の案内

中学の同期会の案内が届いた。 わたしは中3の時、東京・品川から横須賀へ引越しをした。 だからあまり横須賀の中学の思い出はない。 4クラスあったが、顔がわかるのはB組つまり自分のクラスだけ。 数年前から毎年行うようになった。 毎年行うようになるの…

宗恵の『一日一禅』 80

花落花開自有時(はなおちはなひらく おのずからときあり) 中国宋代の禅の書『碧巌録』第88則の中にある 「葉落ち花開く、自ずから時有り」を出典として作られた言葉です。 元の句から、秋には葉が落ち春には花が咲く、自然はその時をきちんと決めている…

宗恵の『一日一禅』 79

一華開五葉(いっかごようをひらく) 禅宗の開祖菩提達磨が著したものと伝えられる「少室六門集」の中に 達磨が二祖慧可(えか)に印可(いんか・悟りの完成を認めること)した際に 与えたとされる詩があります。 吾れ本茲の土に来り 法を伝えて迷情を救う …

宝光寺の枝垂れ桜

新発田市諏訪町にある「宝光寺」の枝垂れ桜。 これは保存樹木ではない桜です。 保存樹木の記事はこちら。 http://ochatobara.exblog.jp/1805809 色がこちらの方が濃いですね。 日曜日に見に行った時はまだ三分咲きくらいでしたが 昨日は七分咲きくらいになっ…

宗恵の『一日一禅』 78

古今無二路(ここんに にろなし) 『仏果圜悟禅師語録』に見られる 「古今に二路無く、達者は共に途を同じくす」 から採られた句です。 昔から現在まで二つの道は無い。道を極めた人は皆同じ道を歩んでいる。 という意味です。 世界中の人々は皆平和を望んで…

メイとサツキのお父さん

子供たちが大好きだった宮崎アニメの 「となりのトトロ」 あるブログでトトロの画像を見つけて思い出しました。 これに登場するメイとサツキのお父さんは、夫とわたしの先輩がモデルなんです。 ちょっと自慢しちゃいました…。おわり。

宗恵の『一日一禅』 77

山花開似錦(さんかひらいてにしきににたり) 中国宗代の代表的な禅の書『碧巌録』第82則「大龍堅固法身」のお話 ある僧が大龍(偉い僧の名?)に聞いた。 「私たちの肉体はもろく、いずれは無くなってしまうのに対して仏法は堅固だと聞きます。 それでは…

夜桜ー新発田城・表門

15日の夜、夜桜見物に出かけました。 寒くて風が強く、こんな時にお花見なんてしている人いないよ~ と思ったら いるはいるは、みなさんストーブ囲んで盛り上がっていました。 画像は新発田城の表門です。 昨日(16日)は新発田市諏訪町にある宝光寺の枝…

「氷肌 碗」

15日の ブログ晩酌会 でつかった「氷肌 碗」。 本当は「焼酎碗」なのです。 写真ではわかりませんが、うす~く水色の釉が掛かっています。 加古勝己 造 高さ 約8cm 径 約8cm

宗恵の『一日一禅』 76

落花随流水(らっか りゅうすいにしたがう) 風に吹かれて花びらがひらひらと川面に舞い落ち、流れに乗って運び去られて行きます。 花びらはそれに逆らうことなく、流水も花びらを乗せて無心に流れ続けます。 様々な束縛の中に身を置いているわたしたちにと…

♪ブログ晩酌会♪

美釉さまからお誘いいただいた ブログ晩酌会 昼の日中から晩酌?と思われるでしょうが、 今晩は「夜桜見物」と洒落こみますので、早めにアップします。 ちなみにこの晩酌は、昨晩 夫が飲み会だったので一人で飲んでましたぁ~。 加古勝己さんの「氷肌 碗」 …

宗恵の『一日一禅』 75

清風満地(せいふう ちにみつ) 爽やかな風が吹きわたり、あたり一面に清々しい雰囲気がただよっている光景。 悟りを得て自由になった心の清々しさを表した句だそうです。 悟りを得なくても爽やかな風に吹かれると、心がスーッとして気持ちも晴れます。 まさ…

新発田城

今日のお稽古は茶通箱。 チリ打ちがパチンと決まり、嬉しかった! 帰りに寄り道しています。さむ~い!花冷えですね。 お天気が悪いので写真写り良くないですねぇ~。 がっかり…。

宗恵の『一日一禅』 74

有物先天地(ものあり てんちにさきんず) 天地が創造されてから万物が生じる、常識的に考えればだれでもそう思うでしょう。 そのような常識的な考えに捉われることなく、物事を考えることが「禅」なのですね。 「たまごが先かニワトリが先か」を思い浮かべ…

自分自身の存在とは

次男が東京に行って、ふと思った。 今まで「○○君のお母さん」と呼ばれていたが、もうそう呼ばれることもあまりないだろう。 結婚してから「○○さんの奥さん」と呼ばれ、わたしにはちゃんとした名前があるのよ、と思った。 子供が生まれてからは「○○君のお母さ…

宗恵の『一日一禅』 73

庭前柏樹子(ていぜんのはくじゅし) 趙州(じょうしゅう)和尚にある僧が尋ねた。 達磨大師がインドから中国に来て伝えようとしたものは何ですか?」 趙州は答えました。「庭先の柏の木(庭前柏樹子)だ」 「老師、そのような外にあるもので示さないでくだ…

怪奇現象・・・・・・

昨夜というか今日の夜中 夫は締め切りの原稿が間に合わず、午前零時を過ぎても帰らず。 ふと携帯を手にすると チリーン チリーン と音がする。。。 ストラップに鈴はついていない・・・ 慌ててテーブルに置くと、音は止まる・・・ また持ってみる・・・とや…

宗恵の『一日一禅』 72

逢花打花逢月打月(はなにあえばはなをたし つきにあえばつきをたす) この句の「打」は打つという意味でなく「打魚(魚を獲る)」「打船(船を作る)」 と同じく、何かを「する」ということです。 花の側に行けば花を愛で、月が出てきたら月を眺める、とい…

身代わり

次男が東京に行く前に置いていった猫ちゃん。 僕の身代わりってこと?

「ブログ晩酌会」のご案内

前回「ブログ茶会」にお誘いいただいた美釉さまより 今回は 「ブログ晩酌会」 のご案内をいただきました。 4月15日土曜日 お好きな時間にお好きなお飲み物で一杯いただく という趣向でございます。http://blogs.yahoo.co.jp/miyumiyu3618/31071442.html …