宗恵の『一日一禅』 171

明歴歴露堂堂(めいれきれき ろどうどう)


「明」はあきらか「歴歴」はありありと著しいさま、ですから

「明歴歴」はあきらかに見えるという意味。

「露」はあらわれる「堂堂」は隠さないさま、ですから

「露堂堂」は何も隠すところなくあらわれている、ということです。

真実はわたしたちの目の前に、隠すことなくはっきりとあらわれています。

何も捉われるものなく、澄んだ目でみれば、森羅万象すべてに

真実を見ることができるのでしょう。

毎日、驚くような事件が起こっています。

目覚めたら昇る朝日を見て、晴れやかな気持ちで一日を過ごしたいものですね。