宗恵の『一日一禅』 177

関山半窓月(かんざんはんそうのつき)


通り抜けることが困難な関所がある山の中で

庵の窓を半分開けて見る月が

大変苦難に満ちている修行中でも

素晴らしい悟りの世界が待っていることを知らせてくれる

というような意味でしょうか。

ガラッと全部窓を開けないで半分開ける、というところがポイント?

なんとなくこっそり窓を開けて、美しい月を眺めてホッとする…

そんな感じ?