2006-06-01から1ヶ月間の記事一覧

宗恵の『一日一禅』 130

喫茶去(きっさこ) これもよく目にする、耳にする言葉ですね。 「まあ、お茶でも飲みなさい。」という意味です。 「去」は「去っていく」という意味ではなく、助字で意味は別にありません。 禅の世界では「趙州喫茶去」の公案といって大変やかましいものに…

第2回 ブログ茶会のお知らせ

第2回 ブログ茶会のお知らせ 先回好評だったブログ茶会。http://blogs.yahoo.co.jp/soukei0322/15889098.html 今回は夏の風物詩をテーマに 7月8日 土曜日 午後1時 に行います。 お抹茶はもちろん、日本茶・紅茶・ジュース・お酒etc.とにかくなんでもOK…

25日の戦利品?

久しぶりに携帯から投稿します。 25日に行ったカーブドッチのガラスのメルヘン美術館「ガラスの茶器展」で求めたガラスの蓋置と 「グアテマラ民族衣装の彩り」で見つけた布です。

宗恵の『一日一禅』 129

遶山筧滴引清流(やまをめぐりけんてきして せいりゅうをひく) 筧(かけい)とは水を通すのに用いる竹筒のことです。 山を巡って見つけた清水を筧で我が家まで引いてきた、 というなんとまあ贅沢な句でしょう! わたしの住んでいる所は湧き水を水道水に利用し…

ジュニア指導員養成講座が裏千家のHPにアップされていました!

わたしが参加した「ジュニア指導員養成講座」の記事を どうぞご覧になってくださいね! http://www.urasenke.or.jp/textm/headq/event/seinen/jr21/jr21.html

「グアテマラ民族衣装の彩り」:新潟県立歴史博物館

25日(日)は越後丘陵公園のばら園を楽しんだ後 近くにあります歴史博物館を訪れました。 大変お世話になっている先生が、30年ほど前にグアテマラの日本人学校に赴任されていた時 私財を投げ打って集められた民族衣装が展示されています。 当時は各村落…

宗恵の『一日一禅』 128

癡人猶汲(戸+斗)夜塘水(ちじんはなおやとうのみずをくむ) これは昨日の「三級浪高うして魚龍と化す」の対句です。 「くむ」という字は本当は「戸」の中に「斗」が入るのですが、変換できません…。 魚はすでに三段の滝を昇って龍になっているのに まだ池…

春のばらまつりは終わったけれど:越後丘陵公園

日曜日の午後は長岡市にあります越後丘陵公園に行ってきました。 お花見呈茶をした時はまだ咲き始めでしたが 今回は名残のばらとまではいきませんが、まだ充分楽しめました。 こちらの記事もご覧ください。http://ochatobara.exblog.jp/2635505 『ノアメル』…

宗恵の『一日一禅』 127

三級浪高魚化龍(さんきゅうなみたこうして うおりゅうとかす) 夏王朝を開いた禹(う)は黄河の氾濫を防ぐために、上流にある龍門山を三段に切り落として 水の流れを分けることにした。そのためにできた三段の滝は「龍門の三級」と呼ばれたが、 その流れ落…

えっ!うそ~、あっ、ホント!:びっくり標識

昨日は夫とあちこちおでかけしてきました。 こちらの記事をごらんください。 http://ochatobara.exblog.jp/2624641 途中こんな標識を信濃川沿いの道路で見つけました。 「たぬきに注意だって!」 「えっ、そんな標識あるの?」 しばらく走ってまたありました…

宗恵の『一日一禅』 126

巌松無心風来吟(がんしょうむしんかぜきたりぎんず) 岩の上に根を張って立っている松に風が吹き、松の葉を揺らす音が聞こえてきます。 松も無心、風も無心。その光景を目をつぶって思い浮かべてみてください。 何のはからないも捉われの無い気分に、少しは…

困ったもんだ:迷惑メール

皆さまのところには迷惑メール届きますか? 毎日20通くらいくるんです。 光にしてから特に。 何故あて先が違うのに届くのでしょうね? それが一番不思議! あ~また迷惑メール!って削除していて、 大事なメールまで消してしまうことも…。 何か対策ってあ…

お抹茶を最高の状態で:抹茶篩

これは新潟県長岡市(旧寺泊町)山田にある「足立茂久商店」の抹茶篩(ふるい)。 足立茂久商店は曲物造りの老舗です。 この商品は普通のステンレス製の抹茶篩では静電気が起きて 抹茶本来の味が出ない、ということで真鍮の網で作ったものを さらに改良し絹…

宗恵の『一日一禅』 125

葉雨(ようう) いつもご登場願う『淡交テキスト 茶席の禅語編 6月』 に出ているんですが、出典も書いていなくて『日本語大辞典』にもこの言葉は載っていません。 しかし、今の梅雨の時期にこの「字」を見ていると 鬱陶しい雨も、緑の葉っぱをより鮮やかに…

梅花空木

ばいかうつぎ ユキノシタ科 花言葉 思い出、気品、品格 先生のご自宅前に綺麗に咲いていました。

宗恵の『一日一禅』 124

隔岸越山多(きしをへだててえつざんおおし) 「呉越同舟」の語で有名な呉と越は、春秋時代に現在の江蘇省から浙江省に至る地域で栄えたが この句は唐代の僧処黙がその二国の国境付近、杭州の郊外にある聖果寺(しょうかじ)から 南方を望んで詠んだ詩の一部…

またやっちゃった、って

長男から珍しくPCにメールが。 なにやら航空写真が添付されている。 「ここは何処でしょう?」 よ~く見ると実家周辺の写真。 父の車の車種までわかる……!? 長男に電話してみる。 「アメリカのスパイ衛星から撮った画像だよ。」だそうだ。 なんだか背筋が…

宗恵の『一日一禅』 123

修竹不受暑(しゅうちくしょをうけず) 「修竹」とは長い竹のことです。 竹やぶに入ると頭上は竹の葉で覆われ、陽射しをさえぎってひんやり涼しい様子をあらわす句ですね。 そよそよと竹の葉をゆらしてそよぐ風の音も聞こえてきそうです。 竹や笹は新しい葉…

あ~ショック!!!

一言メッセージでもご紹介していますが 木村展之さんの「桃花瓷鉢」が登場する番組「今宵ひと皿」 楽しみにして今朝の新聞で確認しようと番組表を見たら ない! え~~~~~!!! 放送局に電話してみた。 「こちらでは放送しておりません。今後もその予定…

宗恵の『一日一禅』 122

緑斜浮水稲抽秧(りょくしゃふすい いねちゅうおうす) 浅く水の張られた水田に緑色の幼い苗が斜めに頭をのぞかせている という田植えのあとの風景です。 ここ蒲原平野では一面に水田が広がり、まさに米どころ新潟という風景です。 わたしは学生時代、今の日…

どうしても食べたくなって:なんちゃってドリア

いつも目から鱗のお料理をご紹介くださるローレン白洲さまのブログを拝見して 珍しく「食べたい&作りたい」になって 作ってみましたぁ~♪ http://blogs.yahoo.co.jp/laurenshirasu76/38033713.html お料理苦手のわたしとしては上出来☆ 冷やご飯をケチャップ…

またまたバトンです♪:女度バトン

土曜日の「漢字バトン」の勢いに乗ってまたバトンです♪ 同門で青年部仲間のunipoさまからバトンをいただきましたぁ☆ http://blogs.yahoo.co.jp/unipo22/8702468.html では、いきます。 ○あなたは女性ですか? はい ○あなたが考える女性の特権とは? 妊娠・出…

宗恵の『一日一禅』 121

天際日上月下(てんさいひのぼりつきくだる) 中国宋代の禅の書『碧眼録』におさめられている句です。 至道無難 言端語端 一に多種有り 二に両般無し 天際日上り月下る 檻前山深く水寒し 悟りは少しも難しくない。それは言葉の一々に現われている。 真実は一…

昨日は何の日?

昨日、研究会中に長男から「酒届いた?」とメールが! 休み時間に電話すると、酒屋から送ったそうだ。 どこかに行って美味しい地酒でも見つけたと思いきや、 ウイスキーを送ったと言う・・・。 ウイスキーならどこでもあるのに、 と釈然としないまま電話を切…

久しぶりの研究会

昨日、何年ぶりかで「第177回淡交会新潟支部研究会」に行ってきました。 ここ数年、平日に行われていたため行けなかったのですが、 今回は土・日でしたので、日曜日18日に行けたのです! 17日の科目 一、炭所望 一、名水点 一、後炭手前 一、洗い茶巾…

宗恵の『一日一禅』 120

虚心(きょしん) 「虚心坦懐(きょしんたんかい)」 わだかまりがなく、さっぱりしていること・さま (『日本語大辞典』講談社) の四文字熟語でよく見られます。 「虚心」とは心に先入観やわだかまりがなく、すなおであること・さま ということです。この…

忘れていたわけではないけれど:漢字バトン

いつも的確にまさにわたしが言いたいことを代弁してくださるローレン白洲さまより ずーっと前にいただいた「漢字バトン」です。 Q1 好きな漢字を3つ 「和」・・・皆が大切にすれば戦争は起こらないハズなんですが。 なごんだ穏かな気持ちも大切ですね。 …

宗恵の『一日一禅』 119

○ ○は円相です。よくお掛物で円だけ書いてあるのがあります。 何も無い状態=無一物(むいちもつ)をあらわします。 また「宇宙」をあらわす時もあります。 限りの無いもの、の意味にも使われます。 月にもなるし、また太陽にも見えます。 まあるい尖ったと…

今宵ひと皿

木村展之さんの「桃花瓷鉢」が 来週水曜日21日21時54分からフジテレビ「今宵ひと皿」で紹介されます。 毎回、有名料理人が提示された器に料理を作って盛り付ける という番組です。 みんなで見ましょう☆♪ オフィシャル・サイトより転載しました。 今夜…

☆ちょっとウレシイ☆

今『丸山眞男―リベラリストの肖像』 苅部直 著 岩波新書 を読んでいます。 丸山眞男(1914~1996)政治学者。大阪生まれ。東大卒。東大教授。 ファシズム・ナショナリズム研究に新生面を開くなどの業績をあげた。 著書『日本政治思想史研究』『現代政治の思…