宗恵の『一日一禅』 167

閑不徹(かんふてつ)


中国・南宋時代の禅僧・虚堂智愚が江蘇省にある報恩寺を退山するときに唱えた句

「雲は嶺頭に在って閑不徹 水はカンカ(変換できません)に流れて太忙生(たいぼうせい)」

からとられました。

雲は山の頂上のあたりに浮かんで、この上もなくのんびりしている。

一方、水は谷間を休むことなく流れてまことにいそがしそうだ。




わたしは家にいて義母の店の手伝いをしているので

お勤めされている方にとっては「うらやましい」そうです。

が、仕事とプライベートの区別がなく、気が休まりません。

唯一PCに向かっている時が休息の時間?

一日ボーッと「閑不徹」でいたいものです…。