宗恵の『一日一禅』 182

無為無事人(むいぶじのひと)


16日に行ったリレー茶会の大宗匠のお筆によります句でした。

何もしない何事にも捉われない融通無碍(ゆうづうむげ)の悟りの境地にいる人のことでしょうか。

そのような境地には到底なれない、と言いますか

現代社会で生きていくには、はっきり言って無理なことだと思うのです。

でも、少しでも自己を捨て、相手の立場にたって物事を考える

ということだけでも実践できたら、と思います。