2006-07-01から1ヶ月間の記事一覧

新潟って・・・・・・

昨日、梅雨の無い北海道と東北を除いて 梅雨明けしたと「思われる」という報道でしたが 他のTVでは「関東甲信および北陸」が梅雨明け、と言っていました。 新潟は梅雨明けしたの?って感じです。 「関東甲信越」と言われたら安心なんですが「関東甲信およ…

チャリティ展観

9月29日から国立京都国際会館において開催される 「青年部第14回全国大会」の チャリティ展観に出品する 新潟県田上町の羽生田焼・石田一平先生の「焼締め花入れ」が昨日届きました。 お子さんのサッカーの試合がわたしの家の近くであり、届けてくださっ…

宗恵の『一日一禅』 154

一口吸尽西江水(いっくにきゅうじんす せいこうのみず) 百数十人にのぼる弟子を育てて一世を風靡した馬祖道一(ばそどういつ)禅師が 居士(在家修行者)でありながら出家者に勝る境地に到達した「ほうおん(変換できません)」の 問いに答えた言葉の中にこ…

宗恵の『一日一禅』 153

自在(じざい) 禅において、あらゆる肉体的精神的束縛を離れた状態を「自在」といいます。 臨済禅師は自在の境地について、次のように述べています。 正しい見解を得たいのなら、人に惑わされるな。 内でも外でも会ったものはすぐに殺せ。 仏に会えば仏を、…

三渓四弁花文

三渓そばを食べたお話をいたしましたが http://blogs.yahoo.co.jp/soukei0322/39358373.html きょうは三渓園ミュージアム・ショップで求めた「三渓四弁花文」の古帛紗をご紹介いたします。 三渓旧蔵の古美術品には、法隆寺などでも用いられた黒漆八足机があ…

宗恵の『一日一禅」』 152

前三三後三三(まえさんさん ごさんさん) 中国宋代の禅の書『碧眼録』第35則の「文殊前三々」という有名な 公案(悟りの手がかりとして参禅者に与える課題)の本則後半にこの語があります。 無著禅師が文殊菩薩に聞きました。 「こちらの地方では仏法はど…

宗恵の『一日一禅』 151

不住青霄裏(せいしょうりにとどまらず) 昨日の「直に萬重(ばんちょう)の関を透る」に続く句です。 「青霄」とは澄み切った青空のこと。 いくつもの難関を通って悟りに達したけれども 澄み切った広々ととした青空のような悟りの境地に安住せず 精進を続け…

天空の茶室「開光庵」:横浜ランドマークタワー65階

茶会研修2日目は横浜へ! ブログ友達のmk.sweetさまから教えていただいた「天空の茶室・開光庵」へ行きました。 東京に帰省しているTさんとお友達のS青年部の方も参加で、11名でお邪魔しました。 まさに「天空」です。時間があり立ち寄った赤レンガ倉庫…

宗恵の『一日一禅』 150

直透萬重関(じきにばんちょうのかんをとおる) いくつもの難関を突き破って悟りに達することができた、という意味です。 悟りに達することができた、と自覚できるものなのでしょうか? わたしは実際に悟りに達した方とお話したことがないのでわかりませんが…

宗恵の『一日一禅』 149

泉聲中夜後(せんせいちゅうやののち) 『虚堂録』の中の「泉声中夜の後 山色夕陽の時」からとられた言葉です。 泉から溢れ出る水が小さな流れとなって谷間を通る音は、いつも心を落ち着かせてくれますが 夜半に周囲が静まりかえる頃が特に美しく響く、とい…

☆花かご弁当☆

歌舞伎座で幕間に食べた「花かご弁当」です。 口代り 江戸風厚焼き玉子 鯖西京焼 丸十蜜煮 海老艶煮 烏賊黄身焼串打ち ほおずき寿司 酢取茗荷 炊き合せ 里芋 筍 蕗 人参 さや 楓麩 焼き物 水茄子田楽 木の芽 酢の物 焼穴子 鳴門若布 なた豆花 温物 若鶏治部…

宗恵の『一日一禅』 148

好事不如無(こうじもなきにはしかず) たとえ良いことであっても、できれば無いに越したことはない、という意味です。 『碧眼録』にしばしば見られる言葉だそうですが、 この場合の「好事」は「悟り」を指すと考えるそうです。 「悟り」に執着するあまり、…

♪歌舞伎座♪

一度行ってみたかった「歌舞伎座」に行ってまいりました。 このチケットを取るのにちょっと苦労しましたよ。 ネットで申し込むのですが、なかなか繋がらない! 一斉に申し込むので、殺到するのですね。 やっと繋がったものの、1回に取れる枚数が6枚! 9人…

宗恵の『一日一禅』 147

別是一家風(べつにこれいっかのふう) 「家風」とは家に代々伝わっている習わしや生活様式のことですが 禅においても同じ師匠からの教えを受け継ぐ仲間を家族にたとえて それぞれの修行法や公案の解釈に現われてくる特長を「家風」と呼ぶそうです。 師匠の…

明石家さんま特番!白洲次郎に会いに行く

昨晩、寝ようと思いましたら夫が「白洲次郎ってすごいね。TVでやってるよ。」と言いました。 戦後、日本の復興の為に尽力され、白洲正子さんの夫としても有名ですよね。 いろいろ本が出ていて、特にびっくり、という内容ではありませんでした。 何故、さん…

宗恵の『一日一禅』 146

清影揺風(せいえいかぜにゆらぐ) 「清影」は澄み切った月の光、またはその光に映し出される清らかな影のことだそうです。 この場合は後者の意味で、澄み切った空にかかる月が竹林を照らして 映し出す竹の葉の影が、風に揺れている、という涼やかな光景をあ…

遠州流モダン&クラシック 呈茶席

「夏の大茶会」の一番の目的・呈茶席に入りました。 「わび・さび」の茶の世界に「綺麗」という解釈を加えた茶人・小堀遠州。 作庭、作陶等マルチな才能で空間のあり方を提案した彼は江戸時代のデザインプロデューサー とも考えられます。その考えを今に受け…

宗恵の「一日一禅』 145

丈夫意気自衝天(じょうぶのいき おのずからてんをつく) 丈夫には自ずから衝天の気有り 如来の行処に向かって行ずること莫れ 同安禅師という方の詩の一節です。 丈夫、すなわち一人前の人間には、本来天を衝くほどの勢いが誰にでもあるそうです。 ですから…

三遊亭竜楽さんの「落語茶会」

16・17日と昨年の「鈍翁茶会」 http://blogs.yahoo.co.jp/soukei0322/5704802.html に引き続き今年も茶会委員会の研修旅行!? に行ってまいりました。 7時40分発の上越新幹線「とき」に乗って9人の珍道中!のはじまり、はじまりぃ~。 まずは新宿パ…

宗恵の『一日一禅』 144

青寥寥白的的(せいりょうりょう はくてきてき) 「寥寥」は広く奥深いさま、「的的」は明白なさまのことです。 青さが純粋で奥深く、白さがはっきりしている、ということをあらわしている句です。 何事もそのように行動したいものですね。 変に裏で画策した…

三渓そばを食べました☆

横浜・三渓園に来ています。 三渓そばにはつゆがありません。 細いうどんをサラダ油で炒め 竹の子・椎茸・ひき肉・卵・葱などを味つけしたものが上にのっています。 なかなか美味しかったですよ。 昆布茶つき。

宗恵の『一日一禅』 143

雨後青山青轉青(うごのせいざん せいうたたせい) ひとしきり降った雨が空気中や木々の葉っぱの塵を洗い清め 静かにそびえる山並みの青さが一段と鮮やかに見える、 そんな情景を詠んだ句ではないでしょうか。 「転(うたた)」は ますます。いよいよ。とい…

輪島塗

今から10年ほど前、夫の仲間たちと輪島を訪れたことがあります。 工房を訪ね、輪島塗の製作過程を丁寧に説明していただきました。 輪島塗は他の漆器に比べお値段が一桁以上?違うのですが その作っているところを拝見してみると、なるほどなぁ、と納得しま…

宗恵の『一日一禅』 142

雨洗娟娟浄(あめあらいて けんけんきよし) 「娟娟」は女性的で柔らかくあでやかなさま、しなやかで美しいさまを形容します。 禅語にしてはずいぶん艶っぽいですね♪(←不謹慎…?) 夏の昼下がり、急に雨が降り出し人々は近くの軒先へ逃げ込みます。 しばら…

またまた復活!?:怪奇現象?

ここひと月ほどなりを潜めていた「怪奇現象」。 例の携帯が チリ~ン チリ~ン と鳴る現象! また復活です。 携帯の横に差し込んでいるカードがすぐ飛び出るので テープで押さえてからはしばらく鳴らなかったのですが… 昨晩、置いておいた携帯が チリ~ン チ…

うれしい贈り物:ビーズ織のタペストリー

昨日は一日ぐたぐたしておりましたら 夕方、ゆうパックが届きました。 どなたからかしら?とご依頼主の名前を見たら・・・ 「Tokoさま!!!」 先日、Tokoさまのブログでわたしが好運にも10000コメント目だったそうで その記念の品をお送りいた…

宗恵の『一日一禅』 141

雲悠悠水潺潺(くもゆうゆうみずせんせん) 雲が山の頂きにゆったりと浮かんでいるのに対し 谷川の水は一時も休まずに流れ続けている という雄大な情景をわずか6文字であらわしています。 声に出して読んでみてください。 その情況が目に浮かび、水の流れる…

花火

これからの季節、あちこちで「花火大会」が開催されますね。 花火、大好きです。 新潟市の花火大会を見たことがないので、是非行こうと思います。 長岡の花火も行きたいな。

宗恵の『一日一禅』 140

鳶飛魚躍(とびはとび うおおどる) 中国最古の詩篇『詩経』の中の「大雅」に 鳶飛んで天に戻り(いたり) 魚淵に踊る から作られた句だそうです。 躍動感のある言葉ですね。 今日は何故か気分が落ち込んでいるので 心がウキウキするような句を選んでみまし…

宗恵の『一日一禅』 139

水上青青翠(すいじょうせいせいたるみどり) 中国宋代の薬山禅師の詩の一節です。 「水上青々たる翠 元是れ浮萍(ふひょう)」 根を持たないで所を定めず常に漂い続けているけれども その生き生きとした青さはどこにあっても変わらない、 浮き草のあり方を…