2006-05-01から1ヶ月間の記事一覧

修養団伊勢道場 道場長 中山靖雄先生のお話

今回の第21回裏千家ジュニア指導員養成講座は 伊勢市にある「財団法人 修養団伊勢青少年研修センター」で行われました。 一昨年からこちらで開催されているのですが、それ以前は「京都府立丹波自然運動公園」でした。 何故、会場が変更になったかというと…

宗恵の『一日一禅』 104

白雲起峰頂(はくうんほうちょうにおこる) 昨日の禅語「庵中閑打坐」に続く句です。 山中の庵でひとり坐禅をしていると、山の頂きから雲が湧き上がってくる という情況をあらわしている句ですね。 青い空に浮かぶ白い雲を見ていると、少しずつ変化して見て…

いただいた修了証

今回の講座を終了していただいた修了証です。 講習の最終日にはテストがあって「キャンプ・インストラクター」の資格をいただけるのですが 果たして合格するかしら?ン十年ぶりのテストでしたよ。 1日目・2日目とも毎晩10時までびっちり講義。 その後、…

宗恵の『一日一禅』 103

庵中閑打坐(あんちゅうしずかにたざす) 中国の宋の時代の書『人天眼目』上巻に載っている 「庵中閑かに打坐すれば、白雲峰頂に起こる」からとられた句です。 俗世間を離れ、何ものにも束縛されず、ただ心静かに坐禅をする。 と言う情況をあらわしています…

☆斎王(いつきのみや)になったわ・た・し☆

26日(金)ジュニア指導員養成講座は午後からなので 午前中に近鉄「斎宮」駅にある三重県立斎宮博物館に行きました。 画像は駅近くにある「いつきのみや歴史体験館」で斎王にヘンシ~ンしたわたしです!!! 今日はまだ頭がよく働かないので三重県立斎宮博…

宗恵の『一日一禅』 102

萬法歸一(まんぽういつにきす) 「万法」とは「諸法」ともいい、森羅万象、一切の存在のことです。 それらの本源を求めていくと、結局は絶対の「一」に帰ってくるということです。 今朝、早くに伊勢から家に戻りました。 ボーッとした頭に浮かんできたのが…

早朝茶会

早朝、伊勢神宮内宮の正宮を「公式」参拝いたしました。 その後、左王舎にて東海ブロックの方がお茶席を用意してくださり、すがすがしい気分で一服いただきました。 画像は淡々斎手づくり竹一重切花入れ銘「二見浦」

伊勢のランチ♪

今日のお昼はWHITE GRIPさまお勧めの「奥野家」さんでいただきました。

やっぱり載せちゃおっと♪

やはり皆さまに見てもらいたくてアップしちゃいました。 ハイブリット・ティー・ローズ(HT)の「アブラカダブラ」です。 その名の通り「アブラカダブラ~」と花の色が変化していくんです。 その様子はこちら http://ochatobara.exblog.jp/ こんなことして…

宗恵の『一日一禅』 101

草色青青柳緑(そうしょくあおあおとして やなぎはみどり) 青々と茂る野原に薫風吹き渡り、水辺の柳の枝が爽やかに揺れている、 という情景が浮かびます。 昨日の「百花春玉」の情景と重ね合わせてみると、春を謳歌した気分になりますね。 5月はまさにこれ…

宗恵の『一日一禅』 100

百花春玉(ひゃっかしゅんぎょく) 春になりいたるところに花が咲き誇っています。 それはまるで光輝く宝石のようだ、と詠っています。 100回記念?ではないですが、100にちなんだ句がないかなぁ、と選んでみました。 ばら園のばらも、道端に咲く可愛…

宗恵の『一日一禅』 99

南山打鼓北山舞(なんざんにつづみをうてば ほくざんにまう) 南の山で太鼓をうてば北の山でそれに合わせて踊り出す という、なんとなくユーモラスな句ですが 時間も空間も超越した悟りの世界の、自由な働きをあらわしています。 あれもこれも分別しながら行…

咲きました♪

我が家の一番花です。 モダン・シュラブ・ローズの「ジャクリーヌ・デュ・プレ」 夭逝したチェリストの名前にちなんでつけられました。 花の形とその名前に惹かれて 今年のわたしのお誕生日にお迎えしたばらです☆ ばらの書庫は『宗恵のばら日記』http://ocha…

宗恵の『一日一禅』 98

時時勤拂拭(じじにつとめてほっしきせよ) 真の悟りをひらくまで、つねに心を磨いて塵を払わなければならない という意味です。 わたしたちは悟りをひらくまでには至らないかもしれませんが 常に心を開いて、世の中のあらゆることに対して目をつむることな…

藤娘 ~大津絵~

あちこちで藤の花が満開です。 そういえば、うちに藤娘があったハズ…と押入れをゴソゴソ。 ありました~。従兄の結婚式の引き出物でした。 ◎ 大津絵の由来 ◎ 大津絵は江戸初期、東海道五十三次の宿場(大津の追分)で軒をならべ、街道を行き交う旅人に 神仏…

宗恵の『一日一禅』 97

歩歩清風起(ほほ せいふうをおこす) 一歩一歩進むたびに清らかな風が吹いている。 至るところ煩悩を吹き払い、汚れなく清浄な悟りの世界だ、という情景だそうです。 十年以上たつでしょうか、わたしの二人の息子の為にある方にこの句を書いていただきまし…

皆さまの情報をお待ちしています♪

来週「第21回裏千家ジュニア指導員養成講座」を受講するため伊勢に行きます。 夜行の高速バスに乗って朝6時に名古屋駅前に着きます。 それから11時くらいの近鉄に乗り宇治山田に行くのですが 6時から11時まで、わたしはどうしたら良いでしょうか? …

宗恵の『一日一禅』 96

風揺松竹是歓聲(かぜしょうちくをゆるがす これかんせい) 五月晴れのもと、松や竹の間を薫風が通り、爽やかな音を奏でます。 まるで新緑の野に響き渡る歓声のように聞こえます。 一年でこの時季が一番ウキウキ心躍る季節ではないでしょうか。 家の前を幼稚…

緑釉盃

美釉さまのブログで拝見して、そういえば・・・ ということでアップしてみました。 鈴木 徹(テツ)造 昭和39年 人間国宝 鈴木蔵(オサム)氏の長男として多治見市に生まれる。 織部釉としないところに徹氏のこだわりがあるそうで…。

宗恵の『一日一禅』 95

薫風自南来(くんぷうみなみよりきたる) 香りシリーズ第2弾!きょうも香りをお届けします。 今の季節、一番多く掛かる句ではないでしょうか。 ある初夏の一日、唐の文宗皇帝が 「人皆炎熱に苦しむも、我夏日の長きを愛す」 と詠んだのを受けて文人の柳公権…

宗恵の『一日一禅』 94

竹風送清香(ちくふうせいこうをおくる) きょうは竹やぶを通って吹き渡ってくる、爽やかな風の香りをお届けします。 香りと共にそよそよと葉っぱの音も聞こえてきませんか? お軸の句ひとつで、お茶室が別世界のようになります。 手元の本に大徳寺第273…

講演会前のお茶席

山下寛一郎さんの講演会に先立ち12時半よりお茶席がありました。 わたしたちスタッフ?は用意されたお茶席のりハーサル用員で12時にお茶席に入りました。 今回の講演会は県内5青年部の合同行事で、お茶席は上越青年部・中越青年部・おけさ青年部の担当…

宗恵の『一日一禅』 93

青山緑水是我家(せいざんりょくすい これわがや) 青々とした山、木々の緑が映る水の流れ、見渡す限りの自然がわたしの家そのもの。 森羅万象と自らの融和をあらわしている句です。 諸方を行脚する修行僧は例外なくこの境地に至るそうです。 きょうもお天気…

自分の持っている中の最高のお道具で!

昨日14日(日)午後2時より新潟ユニゾンプラザにおいて 清昌堂やました5代目当主 山下寛一郎氏による 「茶会の楽しみ」 と題しての講演会が新潟県内淡交会5青年部主催により行われました。 山下さんは全国374青年部あるうちの東京第三東支部千代田青…

宗恵の『一日一禅』 92

直心是道場(じきしんこれどうじょう) 「直心」素直で誠実な心そのものが道場だ、ということでしょうか。 雑念のない素直で誠実な心は仏法の修行のみならず、あらゆることの基本であると思うのですが、 世の中、初めからよこしまな、人をおとしいれようとす…

着々と・・・

「春のばらまつり ばら園呈茶」 のチラシを作りました。 明日の山下寛一郎さんの講演会で配ります。 わたしのばらたちも、蕾がたくさん見えてきました。 こちらのサイトをご覧ください。 宗恵のばら日記 http://ochatobara.exblog.jp/

宗恵の『一日一禅』 91

悟無好悪(さとればこうおなし) 迷えば寂乱を生じ 悟れば好悪無し 一切の二辺は 浪(みだり)に自ら斟酌す からとった句です。 迷いの中にいるから安らぎと乱れとに振り回され、悟れば良いも悪いも無くなります。 是非や善悪などの対立する考えは、自分が勝…

楊梅陶窯

旅の終わりは滋賀県大津市(旧志賀町)にある楊梅陶窯・木村展之さんの工房訪問でした。 名神・京都東インターから湖西道路へ。 この湖西道路、昨年8月より今時珍しく「無料」になったんです。 子供が小さい頃、竹生島に行った時に一般道がずいぶん渋滞して…

宗恵の『一日一禅』 91

開径待佳賓(みちをひらいてかひんをまつ) 「開径」は通りにくい道を通れるように整備すること。 「佳賓」はこの上ない素晴らしいお客さまのこと。 賓客をもてなすにはできる限りの準備を整えて待たなければならない という意味です。茶道を志す者にとって…

丹波篠山に加古勝己さんを訪ねました

5月5日の子供の日は、丹波篠山の陶芸家・加古勝己さんの工房を訪問しました。 お天気もよく、午前中は丹波篠山城下を散策し午後1時ころ工房に到着。 工房といっても築100年以上経っている古民家なんです。 お庭ではお友達のご家族と薪窯でピザを焼いて…