2006-02-01から1ヶ月間の記事一覧
台子・書院ナトハ、大方道陳ニ聞カレシナリ、 小座敷ノコトトモハ、専、宗易ノクミタテ、紹鴎相談ノ子細ナル由、語被申シ也 「台子の扱いや書院の茶などのことは大体道陳に聞いたものだ。 小座敷のことなどはほとんど私の創造で、紹鴎と細かに相談したものだ…
今日は次男の誕生日・・・??? 実は次男は2月29日生まれです。 予定日は27日だったのですが、生まれる前から29日になる気がして・・・ やっぱり29日でした・・・。 いまだに恨まれて?います・・・。 いいじゃない、みんなに覚えてもらえて! き…
陽春布徳澤(ようしゅんにとくたくをしく) 中国唐代以前の民謡風の詩『古楽府(こがふ)』の中に 「陽春に徳澤を布き 万物光輝を生ず」というのがあります。 皇帝からの恵みを受けて多くの人が喜んだ、というのが本来の意味ですが 明るく暖かい春を迎えて陽…
昨日(26日)は淡交会新潟支部の新春茶会・新年総会だったのですが 従弟の結婚祝を届ける日が昨日しか予定がとれないため、残念ながら欠席しました。 ばらの花束を添えてお渡ししようと思い 先月お茶の社中の方からご紹介いただいた「曽根ばら園」さんにお…
花知一陽春(はなはいちようのはるをしる) 「月は明月の秋を知り、花は一様の春を知る」 の「一様」を「一陽」にした句です。 誰が教えるわけでもないのに花は春の光を知っていて 時がくるとわたしたちにその姿を見せてくれることに対する、感嘆の気持ちを…
次男の書。
春来草自生(はるきたらば くさおのずからしょうず) わたしたちが禅について学ぼうとする時、難しい本を読んだり坐禅をしたりといろいろ努力しますが この句はもっと身近なことに目を向けなさい、と言っているのではないでしょうか。 春が来れば自然に草が…
次男の通う高校が「全国高等学校バレーボール選抜優勝大会(通称・春高バレー)」に出場します。 つきましてはご寄付のお願いに…と早速しっかり家庭訪問されました。 次男が小学校の時一緒に役員をしたI氏で、 ご長男がバレー部でご自身も県のバレーボール…
春風春水一時来(しゅんぷうしゅんすい いちじにきたる) 律府西池詩(りつふせいちし) 柳気力無く枝先ず動く 池に波有り氷尽く開く 今日知らず誰か計会するぞ 春風春水一時に来る という唐の詩人・白居易の詩の結句です。 春風が吹くとともに雪解けの水も…
萩谷由喜子著 株式会社ショパン刊 2002年6月10日 朝日新聞の日曜版だったか、シューマンの妻クララのことが載っていました。 その参考文献にこの『五線譜の薔薇』があり「薔薇」に反応してしまった訳です。 著者は「女性作曲家の伝記は皆無」であり「…
且緩緩(しゃかんかん) 「且」は「まあまあ」とか「さて」という呼びかけの語。 「緩緩」は「ゆっくりやりなさい」という意味。 「まあ、ゆっくりやったらどうですか」ということになるでしょうか。 相手の焦りをなだめたり、緊張を解きほぐす場合に用いら…
あやめさまのブログにお邪魔しましたら、 表千家さんの「飾り物五ヶ条」について書かれていました。 http://blogs.yahoo.co.jp/popousa58/26392960.html 裏千家ではかざりものは「荘りもの」と書きます。「荘」と書いて「かざり」と読ませます。 何故なんで…
19日のとき青年部総会のお呈茶で使った水指です。 何年か前に夫が骨董市に行って見つけてきました。 その頃は携帯もなく公衆電話から「いい水指があるんだけど。焼締めのコロンとして可愛いの。」 その「コロンとして」に即「買って!」と返事をしました。…
春光日日新(しゅんこうひびにあらたなり) 春の陽射しは一日一日と輝きを増して、万物に新しい生命の息吹を送り込みます。 雪が融けた大地には春を待ちかねていた動物や植物が次から次へ顔を出します。 昨日より今日、今日より明日と日々活気に満ちた春の日…
数年前、衝動買いをしてしまった「茶飯釜(ちゃはんがま・ちゃめしがま)」。 いまだ日の目を見ず、押入れの中で眠ったまま…。 今年は密かに「茶飯釜の茶事」をやりたいと考えている。 毎年そう思っているんだけど、なかなかね…。 でブログにアップしてその…
何似(かじ) 「何如」と同じように用いられ「どうか?」という問を発する際の語です。 「何似生(かじさん)」という形で使われることもあるそうです。 禅道場では、毎日「どうか?」の繰り返しです。 答えに窮して追い詰められ、逃げ出す一歩手前まで至る…
2月19日(日)新潟ユニゾンプラザにおいて 社団法人茶道裏千家淡交会新潟支部とき青年部平成18年度第一回総会を開催いたしました。 春のような陽射しの中、いままでになく盛況で来賓の先生2名会員28名の参加をいただきました。 いつもは1回のお呈茶…
無功徳(むくどく) 中国南朝梁(りょう)の武帝は自ら経典の講義をするほどの仏教信者だったので インドから菩薩達磨が渡来したことを聞くとすぐに勅使をたてて宮中に迎え 自分がいかに仏教を崇拝しているかを丁寧にお話しました。 多くの寺院を建て、僧尼…
ときめく話題でちょっと盛り上がりましたが 新潟市に「ときめき」という町名があります。 ときめき西・ときめき東 トリビアに出してもいいような…。 地図の北東に流れているのが信濃川。 そこにかっかている北陸自動車道の橋の名前が「ときめき大橋」。 毎日…
春入千林處處鴬(はるはせんりんにいるしょしょのうぐいす) 表千家では利休の孫 元伯宗旦筆のこの句が初釜に掛けられるそうです。 いたるところで鴬が鳴き始め、周囲が春一色に彩られている様子を表しているのですね。 鴬は「ホケキョ」と鳴く声が「法華経…
昨晩からちょっとだるいので早めに寝たけど、朝も頭がぼーっとしていた (もっとも普段からぼーっとしているが)。 今日はお稽古日だし19日のお点前の練習もしなければいけないし、 気合をいれて行ってきました。おまけに今日は雪! 先生のお宅までは歩い…
獨有梅花路未通(ひとりばいかのみありて みちいまだつうぜず) 冬も終わりに近づいたある日、庵から外に出てみると、早くも梅の花が開いているのに気がついた。 しかし残雪はまだ深く、町へ出る道は閉ざされたままだ。 暖かい春は確かにそこまできているけ…
2月12日付け『朝日新聞』の生活欄に 恋愛感情もつ相手 夫は「妻」、妻は「いない」 シニアの夫婦、意識に温度差 という記事が載っていた。 「恋愛感情をもつ相手」について、 60代男性は半数近くが「妻」を挙げたが、60代女性は「誰もいない」が6割…
煙霞不遮梅香(えんかばいこうをさえぎらず) 霞がかっていてその姿は見えなくても、梅の花の馥郁たる香りはどこまでも広がり 人々の心を和ませてくれます。 「梅花は香に優れ、桃花は色に優る」って言うそうです。 徳のある人の芳香は何によっても遮られる…
昨日、聞きたいことがあって久しぶりに従兄のSちゃんに電話しました。 彼とは同じ年であちらは民俗学、わたしは考古学と、まあふたりともマニアック?な学問を専攻。 あとでメールをくれるというので、楽しみに待っていました。 メールって本当に早くて便利…
黙(もく) お釈迦さまの弟子の維摩居士が病気になった時、お見舞いにかけつけた菩薩たちが 二元対立を超越した「不二(ふに)」の世界に入る方法について意見を述べていました。 http://blogs.yahoo.co.jp/soukei0322/23167133.html (お見舞いに行ってまで…
今度の日曜日はとき青年部の総会。 総会前にお呈茶があります。 今回、わたしはお点前をすることになりました。 青年部役員として会員の皆さまに一服差し上げるのも、これで最後かな(卒業はまだよ)。 心を込めてお点前させていただきます。 で、お道具組。…
ご訪問いただいた皆さまへお贈りいたします♪ 実はわたし、バレンタイン・デーにあまり良い思い出はありません…。 今日はチョコを三つ用意しました。 夫と次男と義父にねっ!
銀椀裏盛雪(ぎんわんりにゆきをもる) 雪の降りしきる露地をながめながら、一服いただく。 銀のお椀に真っ白な雪を盛った情景を思い浮かべ、素敵な句だなあと取り上げたのですが… この句にはふか~い意味があるそうです。 中国宋代の禅の書『碧巌録』に 「…
お着物姿が素敵な憧れのMIRAさまのブログから勝手にいただいてきちゃいました。 日本歴史占い http://uranai.artisthouse.co.jp/ なんとわたしは 恋のために付け火して死罪となった江戸の町娘 八百屋お七 ですぅ~~~! 恋にも仕事にも一途な女 他人が…