2005-10-01から1ヶ月間の記事一覧
天気予報は曇りだったのに・・・ 高速で長岡に向かっている途中、三条附近は大雨・・・ 越後丘陵公園に着いた時は雨はやんでいたものの 予定していたイングリッシュ・ガーデンは足元が悪く 結局「花と緑の館」の会議室をお借りすることに。 お水屋丸見えの点…
羽箒は風炉は右羽よ炉の時は 左羽をば使ふとぞしる 炭手前に用いる羽箒は、風炉には右羽を、炉では左羽を使いなさい、ということです。 右羽は羽箒を手にとって、向かって右の羽が広いもの 左羽は左が広いもののことです。 陰陽五行の教えによりますと、風炉…
明日30日は念願かなって「秋のばら園で野点!」を行います。 でもお天気が・・・。 何十年ぶりかでテルテル坊主を作りました。 顔を描いたのは次男です。 明日 晴れますように☆
とっても素敵なMIRAさまのブログから勝手に引き継いできちゃいました☆ http://blogs.yahoo.co.jp/mira_bluemoon/15310913.html 『好きなブランドは?』 もちろん「コム デ ギャルソン」です。 川久保玲さんの男性に媚びない自由な発想のデザインが好きで…
茶を振るは手先をふると思ふなよ 肱よりふれよそれが秘事なり わたしはお茶を点てるのが下手です。 この道歌のように、肘からふっているのですが・・・なかなか難しいです・・・。 手先だけでふるから、細かい泡がでない、というのですが・・・。 裏千家の場…
『ブラッシュ・ノワゼット』 オールド・ローズ ノワゼット系(N)1817年以前 アメリカ 小輪の花が無数に咲くノワゼット系の代表種。剪定すれば、真夏でも咲き続ける。 とくに温暖な気候での花つきはよく、病気にも強い。 『バラ図鑑』講談社刊より 10…
柄杓にて白湯と水とを汲むときは 汲むと思はじ持つと思はじ この歌は前の歌と同じような主旨です。 お釜のお湯や水指の水を「汲む」と思い、柄杓を「持つ」と思うから そちらの方に気をとられて、肘の方がお留守になってしまいます。 腕と柄杓が「一体」にな…
毎年、年賀状は例の「特定郵便局」をやっている親戚から購入しますが、 わたしが個人的にお出しする年賀状はユニセフのカードにしています。 何か少しでも役に立てるかなぁ、と自己満足の世界ですが…。 定価の約50%がユニセフの開発途上国における現地活…
湯を汲みて茶碗に入るヽ其時の 柄杓のねぢは肱よりぞする お湯を汲んで茶碗に入れるときに、柄杓を持っている手は、肱(ひじ)から動かします。 こうしますとお湯は自然に茶碗に入ります。 肱を動かさず、手首だけをねじってお湯をいれようとすると 合(柄杓…
今年も新米を贈るシーズンになった。 我が家ではお中元・お歳暮はせず、この時期にお世話になっている方たちに コシヒカリを贈ることにしている。 魚沼産コシヒカリに匹敵する、地元の山奥で作っているコシヒカリだ。 K先生は、夫とわたしの大学時代の恩師…
柄杓にて湯をくむ時の習には 三つの心得あるものぞかし この歌は、風炉の場合の教えです。 三つの心得の一は、湯を汲むときは、十分に汲まずに、九分目くらいまで汲む。 二は、湯は釜の底の湯を汲み、水は中央を汲む。 三は、油柄杓の禁止です。 二の説明を…
6月と10月に楽しませてくれた『ブルー・リバー』も最終章となりました。 10月は4つの花が咲きました。 妖しげな香りも来年の6月までおあずけです。 有終の美☆ また6月に奇麗な花を咲かせてくれるように、お世話しますね★
心の内より奇麗ずき 『山上宗二記』の中の「茶湯者覚悟十体」の第三条です。 茶の湯者たるものは、心の中から「きれいずき」でなければならないということです。 あ~耳が痛い・・・。いろいろな意味で・・・。
湯を汲むは柄杓に心月の輪の そこねぬやうに覚悟してくむ 柄杓の合(お湯の入る部分)と柄とがつなぎあわさったところを 「月の輪」または「月形(つきがた)」といいます。 合の月形になっているところに、月形に削った柄の先端を差し込んだだけで 接着剤な…
先週の金曜日10月21日 長岡市にある「ぎゃらりい栗本」で開催されている 「備前 伊勢崎 紳 陶展」の伊勢崎 紳さんのお誕生会に招待されました。 伊勢崎 紳さんは、岡山県重要無形文化財でいらっしゃる伊勢崎 満先生の次男として生まれ 人気若手作家の一…
春には1本の枝から複数の花が咲いて、とてもゴージャスでしたが 秋は、いかにもハイブリッド・ティー・ローズ(HT)らしく 1つの茎に1つの花が咲きました。 9月1日の様子。左側の鉢です。 10月3日 10月8日 10月11日 10月13日
茶入より茶掬ふには心得て 初中後すくへそれが秘事也 「初中後」は、はじめ・なか・あとと読むのではなく 「しょちゅうご」と読みます。 お濃茶点前の時、茶入から茶碗に茶を入れる時 初めに3杓すくい入れて、後は回し出しにしますが ただ3杓すくえば良い…
本来、日曜日は「ブログお休みの日」なのだが、きょうは特別。 我が家は下越地方なので、揺れはしたが被害がでるほどではなかった。 当時、長男が長岡工業高等専門学校に行っていた。 被災地の中で、一番長く休校になっていた学校だ。 学校の寮で生活してお…
『ブルー・リバー』 ハイブリッド・ティー・ローズ(HT)1984年 ドイツ W.Kordes 半剣弁高芯咲きの大輪で、外側の花弁は赤紫色に変化する。 濃厚な香りをもち、耐病性に優れた、すばらしい強健種のバラ。 『バラ図鑑』講談社刊 より 今年6月にホーム…
愚者千人に讃められんより 数寄人一人に笑はれん事を恥ずべし 利休の孫、千宗旦の『宗旦伝授聞書』の一文です。 千人の愚者に褒められるよりも、たった一人の茶の湯の達人に嘲笑されることを 恥じなければならないということです。 このことは茶の湯だけのこ…
喚鐘は大と小とに中々に 大と五つの数をうつなり 喚鐘(かんしょう)とは座敷の書院の天井などにつるしてある釣鐘形の小振りの物で 夜咄の茶事(よばなしのちゃじ/冬季に日没から夜間に催す茶会)のときに、 後入(ごいり/懐石が終わった後、いったん席から…
朽葉色 黄櫨染色 空五倍子色 くちはいろ 朽葉色といえば、枯葉ですから本来は黄茶色なのですが 日本人は、その色がうつろうさまをとらえて、 青朽葉・黄朽葉・赤朽葉と使いわけてきました。 こうろぜんいろ 色づいた櫨(はぜ)の葉の赤黄色。 同じ赤黄色でも…
小板にて濃茶をたてば茶巾をば 小板の端におくものぞかし 小板(こいた)というのは、風炉の敷板のことで、大板・長板に対する名称です。 炉を向切りにする時に、炉縁の向うに入れる板も小板というので それと区別するため普通は敷板(しきいた)と呼んでい…
以前、みゆさまより「加古勝巳」さんのお茶碗で 同日同時刻にお茶をいただく、という素晴らしいご提案をいただきました。 http://blogs.yahoo.co.jp/soukei0322/8807671.html http://blogs.yahoo.co.jp/soukei0322/8873528.html この「雫碗」が筒茶碗っぽい…
『White Parfum』 ハイブリッド・ティー・ローズ オランダ 今年のわたしのお誕生日にホームセンターで大苗を購入しました。 ラベルにはとてもよく香るって書いてあるけど、あまり香りませ~ん。 樹高50~80cmと書いてあるけど、1m以上あ…
余所などへ花をおくらば其花は 開きすぎしはやらぬものなり これは茶道だけでなく、日常生活でみなさんも心がけていらっしゃるのでは? 開きすぎた花を人に贈っては、先方が花入に生けようとする頃には、 花がしぼんでしまったり、葉が枯れかけたりして、役…
「ねぇねぇお母さん!ちょっとデジカメ貸して!」(実はこのデジカメ次男のものなんだけど…) 「すっごく、空がきれいだよ。」 昨日の午後5時頃の次男の部屋から見た、東の空です。 次男は高校3年生。受験生。 来月 推薦入試を受ける。そのせいか、すぐ キ…
釣瓶こそ手は竪におけ蓋とらば 釜に近づく方と知るべし 釣瓶の水指は、先回の手桶とは違った置き方になり 利休好みの木地の釣瓶は、手を縦にして置きます。 釣瓶や手桶の水指は、炉・風炉とも用いますが 釣瓶はなるべく風炉に用いた方が、道具の取り合わせ上…
これは高取八山さんの『三島茶碗』・・・ではなく ぐい呑みで~す。 写真で見るとすっごくいい感じの、お茶碗に見えるでしょう? あ~あ、魔法が使えたらなぁ・・・。 高さ 約4・8cm 口径 約8・5cm
16日に新潟県長岡市にある越後丘陵公園のばら園に行ってきました。 近くにたくさんの仮設住宅があり、中越地震で甚大な被害を受けた山古志の仮設住宅でした。 長男の学校がずーっと休校になり、長男がボランティアで駆けずりまわっていた場所です。 なんと…