2005-10-01から1ヶ月間の記事一覧

「秋のばら園で野点!」だったのですが・・・

天気予報は曇りだったのに・・・ 高速で長岡に向かっている途中、三条附近は大雨・・・ 越後丘陵公園に着いた時は雨はやんでいたものの 予定していたイングリッシュ・ガーデンは足元が悪く 結局「花と緑の館」の会議室をお借りすることに。 お水屋丸見えの点…

利休道歌 56

羽箒は風炉は右羽よ炉の時は 左羽をば使ふとぞしる 炭手前に用いる羽箒は、風炉には右羽を、炉では左羽を使いなさい、ということです。 右羽は羽箒を手にとって、向かって右の羽が広いもの 左羽は左が広いもののことです。 陰陽五行の教えによりますと、風炉…

明日 天気にな~れ!!!

明日30日は念願かなって「秋のばら園で野点!」を行います。 でもお天気が・・・。 何十年ぶりかでテルテル坊主を作りました。 顔を描いたのは次男です。 明日 晴れますように☆

☆おしゃれバトン☆

とっても素敵なMIRAさまのブログから勝手に引き継いできちゃいました☆ http://blogs.yahoo.co.jp/mira_bluemoon/15310913.html 『好きなブランドは?』 もちろん「コム デ ギャルソン」です。 川久保玲さんの男性に媚びない自由な発想のデザインが好きで…

利休道歌 55

茶を振るは手先をふると思ふなよ 肱よりふれよそれが秘事なり わたしはお茶を点てるのが下手です。 この道歌のように、肘からふっているのですが・・・なかなか難しいです・・・。 手先だけでふるから、細かい泡がでない、というのですが・・・。 裏千家の場…

『ブラッシュ・ノワゼット』

『ブラッシュ・ノワゼット』 オールド・ローズ ノワゼット系(N)1817年以前 アメリカ 小輪の花が無数に咲くノワゼット系の代表種。剪定すれば、真夏でも咲き続ける。 とくに温暖な気候での花つきはよく、病気にも強い。 『バラ図鑑』講談社刊より 10…

利休道歌 54

柄杓にて白湯と水とを汲むときは 汲むと思はじ持つと思はじ この歌は前の歌と同じような主旨です。 お釜のお湯や水指の水を「汲む」と思い、柄杓を「持つ」と思うから そちらの方に気をとられて、肘の方がお留守になってしまいます。 腕と柄杓が「一体」にな…

ユニセフのカード

毎年、年賀状は例の「特定郵便局」をやっている親戚から購入しますが、 わたしが個人的にお出しする年賀状はユニセフのカードにしています。 何か少しでも役に立てるかなぁ、と自己満足の世界ですが…。 定価の約50%がユニセフの開発途上国における現地活…

利休道歌 53

湯を汲みて茶碗に入るヽ其時の 柄杓のねぢは肱よりぞする お湯を汲んで茶碗に入れるときに、柄杓を持っている手は、肱(ひじ)から動かします。 こうしますとお湯は自然に茶碗に入ります。 肱を動かさず、手首だけをねじってお湯をいれようとすると 合(柄杓…

K先生

今年も新米を贈るシーズンになった。 我が家ではお中元・お歳暮はせず、この時期にお世話になっている方たちに コシヒカリを贈ることにしている。 魚沼産コシヒカリに匹敵する、地元の山奥で作っているコシヒカリだ。 K先生は、夫とわたしの大学時代の恩師…

利休道歌 52

柄杓にて湯をくむ時の習には 三つの心得あるものぞかし この歌は、風炉の場合の教えです。 三つの心得の一は、湯を汲むときは、十分に汲まずに、九分目くらいまで汲む。 二は、湯は釜の底の湯を汲み、水は中央を汲む。 三は、油柄杓の禁止です。 二の説明を…

『ブルー・リバー』 最終章

6月と10月に楽しませてくれた『ブルー・リバー』も最終章となりました。 10月は4つの花が咲きました。 妖しげな香りも来年の6月までおあずけです。 有終の美☆ また6月に奇麗な花を咲かせてくれるように、お世話しますね★

心の内より奇麗ずき

心の内より奇麗ずき 『山上宗二記』の中の「茶湯者覚悟十体」の第三条です。 茶の湯者たるものは、心の中から「きれいずき」でなければならないということです。 あ~耳が痛い・・・。いろいろな意味で・・・。

利休道歌 51

湯を汲むは柄杓に心月の輪の そこねぬやうに覚悟してくむ 柄杓の合(お湯の入る部分)と柄とがつなぎあわさったところを 「月の輪」または「月形(つきがた)」といいます。 合の月形になっているところに、月形に削った柄の先端を差し込んだだけで 接着剤な…

備前期待の若手作家 伊勢崎 紳さんのお誕生会

先週の金曜日10月21日 長岡市にある「ぎゃらりい栗本」で開催されている 「備前 伊勢崎 紳 陶展」の伊勢崎 紳さんのお誕生会に招待されました。 伊勢崎 紳さんは、岡山県重要無形文化財でいらっしゃる伊勢崎 満先生の次男として生まれ 人気若手作家の一…

『ブルー・リバー』総集編 2

春には1本の枝から複数の花が咲いて、とてもゴージャスでしたが 秋は、いかにもハイブリッド・ティー・ローズ(HT)らしく 1つの茎に1つの花が咲きました。 9月1日の様子。左側の鉢です。 10月3日 10月8日 10月11日 10月13日

利休道歌 50

茶入より茶掬ふには心得て 初中後すくへそれが秘事也 「初中後」は、はじめ・なか・あとと読むのではなく 「しょちゅうご」と読みます。 お濃茶点前の時、茶入から茶碗に茶を入れる時 初めに3杓すくい入れて、後は回し出しにしますが ただ3杓すくえば良い…

中越地震から一年

本来、日曜日は「ブログお休みの日」なのだが、きょうは特別。 我が家は下越地方なので、揺れはしたが被害がでるほどではなかった。 当時、長男が長岡工業高等専門学校に行っていた。 被災地の中で、一番長く休校になっていた学校だ。 学校の寮で生活してお…

『ブルー・リバー』総集編 1

『ブルー・リバー』 ハイブリッド・ティー・ローズ(HT)1984年 ドイツ W.Kordes 半剣弁高芯咲きの大輪で、外側の花弁は赤紫色に変化する。 濃厚な香りをもち、耐病性に優れた、すばらしい強健種のバラ。 『バラ図鑑』講談社刊 より 今年6月にホーム…

愚者千人に讃められんより

愚者千人に讃められんより 数寄人一人に笑はれん事を恥ずべし 利休の孫、千宗旦の『宗旦伝授聞書』の一文です。 千人の愚者に褒められるよりも、たった一人の茶の湯の達人に嘲笑されることを 恥じなければならないということです。 このことは茶の湯だけのこ…

利休道歌 49

喚鐘は大と小とに中々に 大と五つの数をうつなり 喚鐘(かんしょう)とは座敷の書院の天井などにつるしてある釣鐘形の小振りの物で 夜咄の茶事(よばなしのちゃじ/冬季に日没から夜間に催す茶会)のときに、 後入(ごいり/懐石が終わった後、いったん席から…

秋の色 5

朽葉色 黄櫨染色 空五倍子色 くちはいろ 朽葉色といえば、枯葉ですから本来は黄茶色なのですが 日本人は、その色がうつろうさまをとらえて、 青朽葉・黄朽葉・赤朽葉と使いわけてきました。 こうろぜんいろ 色づいた櫨(はぜ)の葉の赤黄色。 同じ赤黄色でも…

利休道歌 48

小板にて濃茶をたてば茶巾をば 小板の端におくものぞかし 小板(こいた)というのは、風炉の敷板のことで、大板・長板に対する名称です。 炉を向切りにする時に、炉縁の向うに入れる板も小板というので それと区別するため普通は敷板(しきいた)と呼んでい…

お知らせ 「加古勝巳さんのお茶碗でお茶しましょ!」

以前、みゆさまより「加古勝巳」さんのお茶碗で 同日同時刻にお茶をいただく、という素晴らしいご提案をいただきました。 http://blogs.yahoo.co.jp/soukei0322/8807671.html http://blogs.yahoo.co.jp/soukei0322/8873528.html この「雫碗」が筒茶碗っぽい…

うちの白ばら

『White Parfum』 ハイブリッド・ティー・ローズ オランダ 今年のわたしのお誕生日にホームセンターで大苗を購入しました。 ラベルにはとてもよく香るって書いてあるけど、あまり香りませ~ん。 樹高50~80cmと書いてあるけど、1m以上あ…

利休道歌 47

余所などへ花をおくらば其花は 開きすぎしはやらぬものなり これは茶道だけでなく、日常生活でみなさんも心がけていらっしゃるのでは? 開きすぎた花を人に贈っては、先方が花入に生けようとする頃には、 花がしぼんでしまったり、葉が枯れかけたりして、役…

ふと 思うこと・・・

「ねぇねぇお母さん!ちょっとデジカメ貸して!」(実はこのデジカメ次男のものなんだけど…) 「すっごく、空がきれいだよ。」 昨日の午後5時頃の次男の部屋から見た、東の空です。 次男は高校3年生。受験生。 来月 推薦入試を受ける。そのせいか、すぐ キ…

利休道歌 46

釣瓶こそ手は竪におけ蓋とらば 釜に近づく方と知るべし 釣瓶の水指は、先回の手桶とは違った置き方になり 利休好みの木地の釣瓶は、手を縦にして置きます。 釣瓶や手桶の水指は、炉・風炉とも用いますが 釣瓶はなるべく風炉に用いた方が、道具の取り合わせ上…

魔法が使えたら・・・!

これは高取八山さんの『三島茶碗』・・・ではなく ぐい呑みで~す。 写真で見るとすっごくいい感じの、お茶碗に見えるでしょう? あ~あ、魔法が使えたらなぁ・・・。 高さ 約4・8cm 口径 約8・5cm

越後丘陵公園の気になった ばらたち

16日に新潟県長岡市にある越後丘陵公園のばら園に行ってきました。 近くにたくさんの仮設住宅があり、中越地震で甚大な被害を受けた山古志の仮設住宅でした。 長男の学校がずーっと休校になり、長男がボランティアで駆けずりまわっていた場所です。 なんと…