宗恵の『一日一禅』 168

崑崙無縫罅(こんろんにほうかなし)


「崑崙」は西域にあると信じられた霊山のことですが

禅宗では仏法の根本、究極の真理の意味に用いられるそうです。

「縫罅」は縫い目あるいは隙間の意味で

仏教の真理や誰もが皆等しく持っている仏性が、混じりけ無く完全なものである

ということを表しています。



いろいろな新興宗教があります。

信仰の自由なので別にかまいませんが

普通に考えたらおかしな教義であることに気がつかないのかな…。