2006-02-25 宗恵の『一日一禅』 43 宗恵の『一日一禅』 #宗教 春来草自生(はるきたらば くさおのずからしょうず) わたしたちが禅について学ぼうとする時、難しい本を読んだり坐禅をしたりといろいろ努力しますが この句はもっと身近なことに目を向けなさい、と言っているのではないでしょうか。 春が来れば自然に草が生え、秋になれば葉が落ちるというような身の回りのできごとの中に 仏法が現れているのですよ、と教えています。 あたりまえのことをあたりまえに… この「あたりまえ」が今あたりまえでなくなっている、と感じるのはわたしだけ?