今年密かにやりたいこと・・・「茶飯釜の茶事」1
数年前、衝動買いをしてしまった「茶飯釜(ちゃはんがま・ちゃめしがま)」。
いまだ日の目を見ず、押入れの中で眠ったまま…。
今年は密かに「茶飯釜の茶事」をやりたいと考えている。
毎年そう思っているんだけど、なかなかね…。
でブログにアップしてその勉強の足跡を残していこうと思う。
あわよくば、今年の暮れにお茶事ができたら…と他力本願です…。
正式な茶事として「茶事七式」といわれます。
暁の茶事・正午の茶事・夜咄の茶事・不時の茶事・飯後の茶事・跡見の茶事・朝茶事です。
茶飯釜の茶事は正式な茶事に含まれていないので「幻の茶事」とも言われています。
茶飯釜は別名「宗徳釜」といわれるように、利休の孫で侘び宗旦といわれる元伯宗旦居士が
堺の茶人で弟子の銭屋宗徳に贈ったのが始まりとされています。
自在庵一釜斎と号し、生涯茶飯釜一つを自在に掛けて、お茶を飲み、ご飯を炊いて、
侘び茶を楽しんだということです。 つづく
画像は淡交社編集局編『茶飯釜の楽しみ』2000年2月27日刊