2006-02-21 宗恵の『一日一禅』 39 宗恵の『一日一禅』 #宗教 何似(かじ) 「何如」と同じように用いられ「どうか?」という問を発する際の語です。 「何似生(かじさん)」という形で使われることもあるそうです。 禅道場では、毎日「どうか?」の繰り返しです。 答えに窮して追い詰められ、逃げ出す一歩手前まで至ることもしばしばあるそうです。 そこで「自我」を捨てると道が開けてくるとか…。 ただ漫然と日々暮らしているのでなく、常に自分自身に「何似」と問い掛けてみることにいたしましょう。