宗恵の『一日一禅』 99
南の山で太鼓をうてば北の山でそれに合わせて踊り出す
という、なんとなくユーモラスな句ですが
時間も空間も超越した悟りの世界の、自由な働きをあらわしています。
あれもこれも分別しながら行動しているうちは、なかなか自由にできませんが
すべて捨て去って無心に振る舞えば、思うがままに自在に動けるようになるというのです。
「打てば響く」ように心が通い合っていれば
お互い遠く離れていても意思の疎通はできる、ということもこれにあてはまるかな?
おめでとうございます!