宗恵の『一日一禅』 147

別是一家風(べつにこれいっかのふう)


「家風」とは家に代々伝わっている習わしや生活様式のことですが

禅においても同じ師匠からの教えを受け継ぐ仲間を家族にたとえて

それぞれの修行法や公案の解釈に現われてくる特長を「家風」と呼ぶそうです。

師匠の数だけ家風があるわけです。

自分を正しく導いてくださる師匠を確かな目で選ぶ、ということが肝要です。

茶の湯の場合も、この「師匠選び」が一番の元ですね。

お家元も指導方針の第一に掲げていらっしゃいます。

良い先生の育成とそれに伴う良い社中づくり

わたしはまだまだ社中を持つつもりはありませんが(っていうか持てない)

良い先生にいつかはなれるように、精進いたします。