遠州流モダン&クラシック 呈茶席

「夏の大茶会」の一番の目的・呈茶席に入りました。
「わび・さび」の茶の世界に「綺麗」という解釈を加えた茶人・小堀遠州。
作庭、作陶等マルチな才能で空間のあり方を提案した彼は江戸時代のデザインプロデューサー
とも考えられます。その考えを今に受け継ぐお茶とデザインを考える歴史的価値の高いお道具を
遠州茶道宗家13世家元小堀宗美によるセレクションでお届けします。400年の時間を経た、
2人の作品の競演をお楽しみください。
パンフレットより抜粋いたしました。

舞台?右側に立礼卓。こちらが現在のお家元のセレクションのお道具組。

左側に小堀遠州好みのお道具組の点前座が設えてありました。

わたしたちのお席は立礼でのお点前でした。

お点前はお若いお嬢さん。解説は背のすらっとした袴姿の青年。

お道具の解説がありましたが、メモをとるわけもいかず、きれいさっぱり忘れましたです。

初めて身近で見る遠州流のお点前は、同じ武家茶道の石州流に比べて

優雅なような気がします。

茶席を出た所には、小堀遠州好みのお道具の陳列。

どれもやはり千家のお茶と違い「綺麗」でした。

皆、本で見たことのあるお道具ばかりで、大変勉強になりました。

坐忘斎お家元と小堀宗美お家元は昭和31年生まれの「タメ」なんですね…。