宗恵の『一日一禅』 148

好事不如無(こうじもなきにはしかず)


たとえ良いことであっても、できれば無いに越したことはない、という意味です。

『碧眼録』にしばしば見られる言葉だそうですが、

この場合の「好事」は「悟り」を指すと考えるそうです。

「悟り」に執着するあまり、かえって真の解脱から遠のいてしまう、

ということでしょうか。



東京からルンルン気分で帰ってきて、また元の日常に戻ると

そのギャップ?に少々落ち込んだりして…。

好事も無きにはしかず…でしょうかねぇ…。