2006-07-22 宗恵の『一日一禅』 148 宗恵の『一日一禅』 #その他芸術、アート 好事不如無(こうじもなきにはしかず) たとえ良いことであっても、できれば無いに越したことはない、という意味です。 『碧眼録』にしばしば見られる言葉だそうですが、 この場合の「好事」は「悟り」を指すと考えるそうです。 「悟り」に執着するあまり、かえって真の解脱から遠のいてしまう、 ということでしょうか。 東京からルンルン気分で帰ってきて、また元の日常に戻ると そのギャップ?に少々落ち込んだりして…。 好事も無きにはしかず…でしょうかねぇ…。