2006-10-01から1ヶ月間の記事一覧

全国大会 第1日目 その2

大宗匠の講話で心に残った言葉を二つ紹介いたします。 「どんなにこわい顔をしている人も、一服のお茶を介してなごやかになります。」 「自分自身の修道のため、分相応に創意工夫してお茶会を開いてください。」 御家元と語ろうではご自身の若い頃のお話が心…

宗恵の『一日一禅』 190

清淡(せいたん) 人間的に清らかで淡白で物事に執着しないで あらゆる面でさっぱりしていることを表現する場合に用いられる言葉だそうです。 人との交際も、深く交わることなく淡々としたほうが 長く友情を保つことができると『荘子』に書かれています。 君…

全国大会 第1日目 その1

朝9時、青年部の方とは別行動だったわたしは実家から、近鉄に乗り 地下鉄に乗り入れいているのでそのままずーっと座って国際会館まで行きました。 クロークに荷物を預けてまず西海道文化圏席のお呈茶へ。 リレー茶会北ルートのお軸のお席でした。 運良くお…

宗恵の『一日一禅』 189

吾心似秋月(わがこころしゅうげつににたり) 『寒山詩』の中の有名な詩 吾が心秋月に似たり 碧潭清くして皎潔たり 物の比倫に堪ゆるは無し 我をして如何が説かしめん (私の心は、秋の名月が緑深い淵のの底まで照らして輝くのに似ている。 これに比べること…

宗恵の『一日一禅』 188

金風吹玉管(きんぷうにぎょっかんをふく) 玉で作った笛が秋風によって吹き鳴らされて美しい調べを奏でているという 風そよぐ秋の茶席に最適の句であるが これは『臨済録』に収められる臨済義玄と平(びょう)和尚との問答の中に現れる。 平和尚に黄檗禅師…

宗恵の『一日一禅』 187

月知天下秋(つきはてんかのあきをしる) 月は名月の秋を知り 花は一様の春を知る から作られた句です。 一年365日、春がくれば花が咲き、夏になれば暑くなり 秋がくれば紅葉し、冬になれば雪が降る。 という太古から変わらない自然の有様ですが その根本…

雲海と半月

昨日、伊丹17時15分発 JAL2249便新潟行 に乗って帰って参りました。 離陸後約25分後の空の様子です。 昨日の出来事はこちらをご覧ください。 「お茶モード」から一転「ばらモード」です。 宗恵のばら日記 http://ochatobara.exblog.jp/3463344 …

宗恵の『一日一禅』 186

9月29・30日および10月1日に国立京都国際会館において 「第14回 社団法人茶道裏千家淡交会青年部全国大会」が開催されました。 30日の記念式典後の「お家元と語ろう」の中で リレー茶会のお軸・お茶杓の銘に込められた思いは? との質問にお家元…