宗恵の『一日一禅』 187

月知天下秋(つきはてんかのあきをしる)


月は名月の秋を知り 花は一様の春を知る

から作られた句です。

一年365日、春がくれば花が咲き、夏になれば暑くなり

秋がくれば紅葉し、冬になれば雪が降る。

という太古から変わらない自然の有様ですが

その根本には、わたしたちには計り知れない力があるように思います。

月は自らが最も美しく輝くことのできる秋を知っている

という意味だそうです。

わたし自身が一番美しく?輝く時はどんな時か?

やはり好きな事をしている時ですね。

美しい言葉使い・立居振舞・お点前…美しく輝くように精進いたします…。