「ね」・・・練香

「煉香」とも書きます。
沈香・麝香など数種類の漢薬香料の細末を合わせ、松脂や蜂蜜・梅肉で練ります。
昔の公家は各々の家独特の秘法で香を練り、銘をつけました。
炉の炭手前には練香を用い、香合は陶磁製で
木地や塗り物の香合を使う場合は、椿の葉を敷きます。