「さ」・・・三炭三露(さんたんさんろ)

客を迎えるのに「三炭三露を整える」と言います。

三炭とは炉中の下火・初炭・後炭を指します。

三露は席中の三露と露地の三露があります。

席中の三露とは「掛物の風帯の露・茶杓の露・花の露」です。

露地の三露とは打ち水のことで

客の席入り前が一露

二露は中立ち前ですが、
炉の場合は懐石の吸物・八寸の頃。風炉の場合は初炭がつがれる頃に打たれます。

三露は薄茶が終わる頃にそれぞれたっぷりと露地に水を打ちます。

時季と露地の広さで変わるそうです。

露地の三露は「初水・中水・立水」とも言います。