宗恵の『一日一禅』 199

只在目前尋處無(ただもくぜんにあり たずぬるにところなし)


目の前にありありと現れているけれど、

捉えようとしても絶対に捉えられない

という意味です。

人間の「心」のことを言っているのでしょうね。

悟りを求める心・他人を思いやる心・人を慕う心・悪事をはたらこうとする心…

人の心をつかむことはできませんね。

それを認識した上で、いかに人と接し人と人の関係を良い方向にもっていくか

これを考え修養し実践にうつすことが大事なのだなぁ、と思うのであります。


宗恵のばら日記も更新しました。

ご覧くださいね。