宗恵の『一日一禅』 200

一月在天影印衆水(いちげつてんにあり かげしゅうすいにしるす)


空にはこうこうと月が明るい光を放ち、その光を地上のあらゆる水が受け取り

その影を映している、という意味ですね。

この世の衆生は皆等しく仏の光を受けています。

すべてが等しく輝くはずなのですが

煩悩や妄想のために曇ってしまうので、その輝きに気がつかないのです。



せっかくの仏の光を曇らせないように、自分自身が切磋琢磨し

内面から光があふれ出てくるような魅力的な女性になりたいな…。



気がつけば200回。みなさまのおかげで続けることができました。

この『一日一禅』は今年いっぱい続けますので、どうぞよろしくお願いいたします。