宗恵の『一日一禅』 105

行到水窮處(ゆきてはいたる みずのきわまるところ)


中国唐代の詩人で「詩仏」と呼ばれた王維の詩。

西安の南にある終南山にある別荘での脱俗生活を詠んだ『終南の別業』の中の句です。

川の流れをたどっていくと、その源流にまで来てしまった、という意味ですね。

これは真理の追究をとことんしよう、ということなのでしょう。

長男は小さい頃、水が流れている小さい川や下水を見つけると

どこまででもその流れてくる元を探すのが好きだったことを思い出しました。

あんまり関係ないか…。

この対句は明日ご紹介いたします。