宗恵の『一日一禅』 57

花鳥風月宿(かちょうふうげつのやど)


わたしたちの心をなごませてくれるもの、それが「花鳥風月」です。

その花鳥風月がある場所、すなわちわたしたちが暮らすこの世界の素晴らしさが

この句に凝縮されています。

花はわたしたちの目を楽しませ、鳥のさえずりは耳に心地よく

風が優しく頬を撫で、月は心を落ち着かせてくれます。

極楽浄土や天国は理想の地と言われるけれども

この花鳥風月を大切に守っていける環境を整えれば

この現実の世界こそが理想の地になるのではないでしょうか。



花鳥風月を大切にしている京都。

同期会で会った友達に影響されて「京都検定」を受けてみようかな、と考えています。

先ほどアマゾンから『京都・観光文化検定試験 公式ガイドブック』が届きました。

次男が「僕、それ持ってるよ。」

密かに勉強していたのね…。