茶は服のよきように点て

日曜は更新をお休み致しました。
昨晩8時過ぎに、プレオープンしたイオンショッピングセンターに行って来ました。
日本海側最大の規模ということで、店内には絨毯が敷かれまるでお台場か六本木ヒルズ
(チョットおおげさ)のようでした。夜11時までの営業で、遅い時刻にもかかわらず
たくさんの人でした。昼間はどれだけの混雑だったのでしょう。近くにある市内の小売店
を集めた大型ショッピングセンターは大打撃だろうなー、と他人事ながら心配になりました。

さて本題に入ります。今日は利休七則の第一則「茶は服のよきように点て」についてお話します。
最上級のお茶を点てれば確かにおいしいでしょう。ただ点てれば良いという気持ちだけでは、茶道
とは言えません。一服のお茶を心を込めて点て、お客様に飲んでいただく。亭主と客の心と心が
本当に通じ合えるということこそ、大切なことだと利休は説いているのです。
大寄せの茶会。「次はお客様50人!」「お正客のお茶碗でたわよ!」シャカシャカシャカシャカ
ひたすら水屋でお茶を点てる。こういう場面でこそ「茶は服のよきように点て」を肝に命じて一碗
一碗点てたいものです。

利休七則については、淡交社裏千家の出版社)刊「裏千家道教科1 初歩の茶道 割稽古」
を参考にしています。
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