お茶席のお菓子

今日はお菓子のお話をいたします。

茶道のお菓子には主菓子(おもがし/蒸・生菓子)と干菓子(ひがし/打物・有平糖・せんべい類など)
の2種類があります。正式には濃茶(こいちゃ)には主菓子、薄茶(うすちゃ)には干菓子を用います。
一般に大寄せのお茶会でいただくのは薄茶で、主菓子が出る場合が多いようです。
濃茶、薄茶については改めましてお話いたします。

お茶会のテーマ・道具組み・季節などによって、どのようなお菓子にするかを決めます。
お菓子にも銘(めい/名前のようなもの)があり、そのお茶会に合った銘を考えます。
お菓子屋さんにお願いして何回か見本を作っていただきます。形はこのように、甘さはもうすこし
おさえて・・・など試行錯誤を繰り返しお菓子が決まります。
ここだけの話、お願いしたお菓子が茶会当日、蓋をあけてびっくり!最終決定したイメージと
違うことがあります。これは営業の方から職人さんに、うまく伝わらなっかた為ではないかしら。

これからご紹介する「美豆伎庵 金巻屋」さんは安心してお願いできるお菓子屋さんです。
常々「お菓子はお茶をおいしく飲んでいただく為の脇役ですから」とおっしゃり、こちらの無理難題を
聞いてくださり、ご自身も茶道のお菓子について研究なさっていて、本当にいつもお世話になって
おります。裏千家淡交会新潟支部あさひ青年部の元部長さんでもあります。もちろん現役の青年部員
です(残念ながらわたしの属する青年部ではありません)。
白山神社にお参りの際は是非お立ち寄りください。

☆美豆伎庵 金巻屋  新潟市古町通3番町 025-222-0202
     http://www.e-niigata.biz/kanemakiya/