「ろ」・・・炉開き(ろびらき)

民間では主として十月亥の日、とくに中の亥の子の日と称して、中旬に炉を開いて小豆餅で祝います。
『茶湯三伝書』には「いろりの初は九月朔日頃より三月晦日頃まで、風炉の初は四月朔日頃より八月晦日まで」
とあるそうです。
今とは…違いますね。
裏千家宗家では10月29日が炉開きで、直門稽古の志倶会員が、お菓子に善哉餅をいただいて
お濃茶を順服するのが恒例だそうです。

「べ」のつくお道具を使う、とよく聞きます。
ふくべの炭斗…織部の茶碗…木米の菓子器…とかね…
何でなのでしょう???


いよいよお次は「わ」…最後です…。