宗恵の『一日一禅』 237

歳月不人待(さいげつ ひとをまたず)


この言葉は陶淵明の『雑詩十二首』の最初の詩にあります。
盛年重ねては来らず 一日再び晨(あした)なり難し

時に及んで当に勉励すべし 歳月人を待たず
意気盛んな年代が再び訪れることはない。また、一日に二度朝が来ることもない。

だから、適当な時期を逃すことなく努力しなければならない。

年月は人を待たずに忽ち過ぎ去ってしまうものだから。

ということで「適当な時期」を逃さないためには、常に今自分が何を成すべきかを

しっかりと見極めなくてはなりませんね。

早く大掃除しなくちゃ、すぐにお正月が来ちゃう…。

わぁ~すっごく現実的です…。