宗恵の『一日一禅』 236

松雪復翠(まつゆきまたみどり)


昨日13日は「事始め」。

昔はこの日にお正月の準備を始め、

飾り松を山から切り出してくる「松迎え」の習慣があったそうです。

松は本来、年の初めに迎える神の依り代の意味を持ち

しだいに長寿を願う意味も加わって正月飾りに広く用いられるようになったそうです。

一面に降り積もった雪の中、新年を迎える松飾りの緑が雪に映えている様子は

年の暮れの句としてぴったりですね。