宗恵の『一日一禅』 218

招友供清茗(ともをまねいてせいめいをそなう)


親しい友人を招いて爽やかなお茶をふるまう、という意味です。

唐の陸羽が著した『茶経』に

「早く取るを茶といい、晩く取るを茗という」

とあり、茗とは摘み残しの固くなった葉で作った番茶にあたるもののようです。

緑茶にくらべタンニンが少なく、体に優しいお茶、でしょうか?

お茶事を終えて、お手伝いくださった友にお番茶でホッと一息、ってとこですね。