「和敬清寂」の「敬」

講談社『日本語大辞典』によりますと

 音読み ケイ
 訓読み 敬う(うやまう)

 うやまう。つつしむ。

とあります。

「うやまう」を調べますと
 人やすぐれたものをたっとぶ。尊敬する。

「つつしむ」とは
 ①気をつける。過ちを犯さないように用心する。
 ②控えめにする。

 普通は「慎む」ですが「敬む」とも書くのですね。

亭主は客をうやまい、客は亭主をうやまい、自分は控えめに
相手の事を考えながら行動する、
ということでしょうか。

わたしの本名に「敬」がつきますが、茶名は「宗恵」です。
頂いた時は大変ショックでした。「宗敬」と思い込んでいたからです。
他の「敬」のつく方もやはり「宗恵」なのであきらめました。

「敬」は格の高い字なのですね・・・。


◎おまけ
本日、裏千家淡交会総本部から
淡交会青年部第2回サマーコンファレンス」参加の許可通知が届きました。
7月22日から24日まで東京ドームホテルを会場に行われます。

未来を語り 未来を創り 未来を生きよう
         青年茶人よ 世直しの尖兵たれ!

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参加報告、お楽しみに!