宗恵の『一日一禅』 156

水冷冷風颯颯(みずれいれい かぜさつさつ)


水はひんやり冷たく、爽やかな風が吹いている

という暑い夏にはたまらない、清涼感あふれる句ですね。

禅においては、迷いや捉われが消え去った後の心の爽やかさを表しているそうです。

いくらクーラーの効いた涼しい場所にいても、

心が爽やかでなければ、本当の爽快感は味わえない…カナ…。

人に暑苦しい印象を与えないように、身なりもそうですが

話し方、表情、立居振舞など気をつけなくては…と思いました。