宗恵の『一日一禅』 118

翠樹含風葉葉涼(すいじゅかぜふくんで ようようすずし)


梅雨の晴れ間に、木々の鮮やかな緑の葉を風がそよそよと揺らし

爽やかな香りとともに涼気を運んでくれる、そんな情景をあらわしています。

新潟地方も梅雨に入ったと思われるそうです。

今はどこの家庭にもクーラーや扇風機があり、暑さを和らげてくれますが

やはり自然の中で感じる涼しさとは違いますよね。

人間は空調設備の整った環境で暮らしていると、だんだん体温調節ができなくなってくる

と聞いた事があります。それが元で様々な体調の異変が起きてくるとか…。

自然を大切に、とか言いながらクーラーガンガンかけているのって、なんか変ですよね…。