花は野にあるように:浜梨2種

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一応、茶道を習っている者なので本来なら茶花を育てなくてはならないのだが、
元々草花を育てるとか、ガーデニングが苦手なわたしなので、茶花を育てられる訳がない。
そんなわたしがばらを育てているのだから、端から見れば不思議だと思うでしょうね…。
ところが「ジャパニーズ・ローズ」と呼ばれ、アジアの代表的野生種『ロサ・ルゴサ』
漢字表記は『浜茄子』がお茶花なんですねぇ~。
茶花では『浜梨』と呼ばれます。
画像は左下『ロサ・ルゴサ』 右上『ロサ・ルゴサ・アルバ』

利休居士の教えに「四規七則」というのがあります。

四規   「和・敬・清・寂」

七則   花は野にあるように
      炭は湯の沸くように
      夏は涼しく
      冬は暖かに
      刻限は早めに   
      降らずとも傘の用意
      相客に心せよ

「花は野にあるように」生けられたら良いのだけれど、朝大工さんが来る前に
慌てて撮りました。開きすぎですね。どちらかが蕾だと良かったかしら…。
     
この籠の名前、ご存知の方教えてください!

◎追記 この籠は「春日野網代(かすがのあじろ)」です。