2006-02-08 宗恵の『一日一禅』 29 宗恵の『一日一禅』 #その他芸術、アート 春在一枝中(はるはいっしのうちにあり) 春の気配はまだ感じられないけれど、庭先に咲いた梅一輪の中に 春はすでに満ち溢れている、という感動をあらわしている句です。 雪国に住んでみて、藤原家隆の 花をのみ 待つらん人に山里の 雪間の草の 春を見せばや を実感しました。 津南町では積雪が4mを超えました。 でもその雪の下で春をじっと待っている自然があるのです。 もちろん人間も。