お茶と薔薇

茶の湯のブログなのに「薔薇」で画像がいっぱいになったりして

「ミスマッチ」と思っていましたら、waitroseさまより

お煎茶の世界ではよく「薔薇」を使うとお聞きして、ちょっと調べてみました。

茶の湯が諸大名・武家・豪商の間で愛好されたのに対し

煎茶道は、文人墨客らの知識階層に愛好されました。

床に文房具を飾ったり、季節にあった「画題」でお花などを飾るようです。

その画題にお花の取り合わせで「薔薇」があるのです。

竹と薔薇で『平安長春』  松と薔薇で『不老長春』  水仙と薔薇で『仙客長春

筍と薔薇で『仙群供壽』  牡丹と薔薇で『富貴長春』 黄菊と紅薔薇で『黄花朱賓』

をあらわすそうです。

この薔薇はHPの画像を見る限り、日本古来のノイバラや浜梨でなく

普通の薔薇のようでした。

煎茶道もなかなか奥が深いようで、この辺でやめておかないと・・・。

もし違っているところがございましたら、教えてくださいませ!