殿堂入りしたばら 第1号 『ピース』

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『ピース』 ハイブリッド・ティー・ローズ(HT)1945年 フランス F.meilland 作出

弁端にピンクの覆輪を見せ、40枚以上の大きな花弁を、ゆったりと優雅に広げて咲く巨大輪。

気温や日照条件により、ベースの黄色と覆輪のピンクは微妙な濃淡の変化を見せる。

第二次世界大戦終戦の年、平和への願いを込めて名づけられ大人気となった。

20世紀を代表する完璧な品種とされている。     『バラ図鑑』講談社刊 より


お茶会のあった日曜日に越後丘陵公園のばら園で撮りました。

「殿堂入りしたばら」とは3年に一度開かれる「世界バラ会議」において

「世界で最も愛されているバラ」として選ばれます。

その基準は

10年以上販売されていること・花の美しさ・多くの人に愛されていること

などです。

その第1号として、1976年の第4回大会でこの『ピース』が選ばれました。

フランスのフランシス・メイヤンが1945年に創出し、発表したばらです。

母に捧げた『マダム・アントワーヌ・メイヤン』が初めの名前。

当時、第二次世界大戦の最中で、ドイツ軍に占領され、

このばらも焼失するかもしれない運命にさらされていましたが

密かにアメリカに送られ、難を逃れました。

奇しくも終戦を記念して『ピース』と再命名されたのです。


その「第14回 世界バラ会議」が来年5月11日から17日まで大阪で開催されます。
         http://www.worldrose-osaka2006.jp/jp/

なんだか楽しそう。行ってみたいな。

でも来年は、備前にも行かなきゃ だし

ニューヨークでの追悼茶会もあるし、青年部の全国大会もあるし・・・。


同じばらを撮ったのに、違うものですね。

こちらの方が素敵に撮れています。http://barabora.exblog.jp/2105417