紀伊上臈杜鵑草

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きいじょうろうほととぎす


一昨年の9月に京都国際会議場で行われた「茶道裏千家淡交会青年部全国大会」で

お家元が茶花をお好きなことから、各青年部が茶花と花入を持ち寄って

壁一杯に「花寄せ」をしました。

その時に、とき青年部として入れたのがこの「紀伊上臈杜鵑草」です。

壁に掛けるのだから、垂れ下がる花を と探しました。

本来なら野山に行って探すのが本当なのだけれど・・・。

京都の花屋さんで鉢を求めて、一枝を飾り、あとは大事に抱えて持って帰りました。

実は去年はこの花、迷子になって?忘れていました。

今朝、庭のやぶに黄色いものが見えるので行ってみたら・・・。



上臈杜鵑草は深山の崖などに垂れ下がるように自生しています。

その産する地名をつけて「土佐」「紀伊」「丹沢」などがあります。

初めてこの花を見たとき、花の美しさに宮中に奉仕する上臈の上品な姿を思い、つけた名前だとか。

虫さんに食べられちゃって、かわいそう!

これからは、ちゃんとお世話してあげなくっちゃね。