利休道歌 40

冬の釜囲炉裏縁より六七分 高くすゑるぞ習ひなりける

囲炉裏縁というのは炉縁のことです。

釜の高さをきめるとき、釜の口へ柄杓を置いて、引いたときに

釜の口と炉縁の間を六、七分(約2cm)にするということです。

大体指1本分といわれています。

そうすれば楽に柄杓を取ることができますね。

と簡単にいいますが、なかなか釜の高さを決めるのは難しいです。