旅箪笥!!!・・・ん?・・・旅箪笥???

 先日、相方くんの知り合いが土蔵を壊すそうで「もし良かったらもらってください」とのことで茶道具関係をいただいてきた。伊藤赤水の湯飲みや盃などもあったのだが、一番の目玉はこれ。


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 旅箪笥(たびだんす)。天正18年(1590)に豊臣秀吉後北条氏を滅ぼした小田原の役に従軍した利休さんが、旅持ちの茶箪笥として創案されたと言われてる。桐木地の四方箱で倹飩(けんどん)式の前戸がはめられ、落とし込みの金具が付いていて、引手金具ともなります。左右両面には持ち手の桟が付いています。内部には中棚と上棚がつくられ、地板に水指、中棚に棗・茶碗を仕組み、上棚には柄杓掛け用の切込みがあります。炉・風炉ともに使い、お濃茶もできます。

 倹飩式の前戸を開けると・・・あらら・・・こんな状態・・・

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???これは・・・どちらかの流派のもの???中棚の位置が違います・・・。残念ながらお点前には使えませんので志智輪窯の作品でもしまっておきましょうか。




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 旅箪笥はわたしの好きなお点前。以前に師匠からいただいた旅箪笥で一服いただく。外で楽しむ野点の時は「芝点(しばたて)」といって中棚を出してお棗とお茶碗を置きます。内田剛一さんのお茶碗はとっても点てやすく、今一番気に入っています。なんだか久しぶりにお茶をしたって感じ♪
 このお点前をすると、やはり茶道は男性のもの、とつくづく思います・・・。戦の最中の一服・・・どんな思いで点て、そして飲んだのか・・・。

“離婚遺伝子”

男性の“離婚遺伝子”発見、「破たん」か「危機」が2倍

【ワシントン=増満浩志】男性の結婚生活の成否に影響を与える遺伝子が、スウェーデンカロリンスカ研究所などの研究で見つかった。

 この遺伝子には様々な型があり、うち1種類を持つ男性は、結婚が危機にひんした経験のある人が多かった。この成果は、近く米科学アカデミー紀要に発表される。

 この遺伝子「AVPR1A」は、バソプレッシンというホルモンを脳内で受け止める物質をつくる。

 スウェーデンで成人約2000人について調べた結果、この遺伝子が「334」という型の男性は、妻に不満を持たれている割合が高く、過去1年間に離婚など結婚生活が破たんしたか、その恐れのあった人の割合が、他の型の男性の2倍以上だった。女性は遺伝子型の影響がみられなかった。</blockquote>
(2008年9月2日14時26分 読売新聞)



 離婚まで遺伝で決まってしまうの???日本人にもこの遺伝子あるのかしら???自分自身がこのように生きたい!とがんばっても、人間の一生は遺伝で決まってしまうのか???そう考えると、なんだかつまらない・・・。


人生も遺伝で決まるらしいよと 何気に話す醒めた我おり    宗恵

手帳

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 お盆のどさくさに手帳がどこかへ行ってしまった・・・。ショック・・・。大事なメモや師範会の電話リストがはさんであったのに・・・。今年は「ほぼ日手帳」だった。でも重いからどうしようかなぁ・・・なんて思っていたから消えたのかしら・・・。
 そういえば淡交社の雑誌『なごみ』1月号の付録に手帳があったハズ・・・と探し出したのがこれです。


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 毎月の京都の行事やその月のご銘が載っていて、後ろには「和の美術館・博物館」の案内と方眼メモがついている。結構使える。とっても軽いし。
 来年は手帳を買わずにこれを愛用することにしよう。

※月のご銘とはお茶のお稽古の時、その季節にあったお茶杓のご銘をつけるのです(本当のお茶会では、お家元様やお寺のご老師・和尚様に銘をつけていただいたお茶杓を使います)。たとえば7月なら朝露・涼舟(すずみぶね)・荒磯・夏雲・空蝉・鳴神(なるかみ)・織姫etc.

続・宗恵の『初心者のための茶道教室』 第18回目

 8月28日(木)の『初心者のための茶道教室』 第18回目は先回と同じく平花月を行いました。2回目とあってみなさん足の運びも少しは慣れて、楽しくできました。正式に先生につかれて、お社中で花月をなさった時に「そういえば初心者教室でもやったなぁ・・・」と思い出していただければ幸いです。


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秋明菊・九蓋草(クガイソウ)・黒風知草(フウチソウ)



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稲穂 菓匠庵製



裏千家 初心者のための茶道教室 募集中

http://www.urasenke.or.jp/textm/headq/recruit/kikaku/kyo/index.html
全国29都市40ヶ所で開講いたします。


次回もまた新潟教室の講師を担当することになりました。皆さまの申し込みをお待ちしております。

新潟教室はこちらからお申し込みくださいませ。
http://www.urasenke.or.jp/textm/headq/recruit/kikaku/kyo/k15/k1501.html

 先日、お友達から電話があり、横浜にいらっしゃる大学生のお嬢さんがお茶を習いたいとのこと。早速、横浜教室をご紹介いたしました。お母さまも新潟教室にいらっしゃいませんか?

我が家にもあった!!!

 昨日は珍しく「何もない日」でした。おかげでばらの秋剪定を終え、液肥をあげて消毒することができました。『ピエール・ドゥ・ロンサール』をどのようにしたら良いものか・・・。後日、教えを請いたいと思います。
 義父・義母の管理下にあるので!?普段はあまり気にしていない庭。昨日、久しぶりにゆっくり眺めてみたら、案外茶花があることに気がつきました。


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秋明菊シュウメイギク
別名・貴船菊。漢名・秋牡丹。中国原産。キンポウゲ科多年草。一種生けに適します。



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秋海棠(シュウカイドウ)
シュウカイドウ科の多年草。中国・インドネシア原産。一種生け、根締めとして用いますが、籠などに他の秋草と取り合わせて生けることも多いです。



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鷺草(サギソウ)
ラン科の多年草。花が白鷺の飛ぶ姿に似ているのでこの名がつけられました。初めてこれを見たのは高校生の時。父が大事そうに抱えて持って帰ってきました。その花の美しさ・形の妙に絶句し、しばしみとれていたことを思い出します。



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水引(ミズヒキ)
タデ科多年草。白一色の銀水引、紅白の交じった御所水引、黄色の金水引などがあります。どんな花入にも似合い、名称と色彩から祝事のお茶会によく用いられます。



 今日から9月。今月の日曜日は全部ふさがっている・・・。今日は防災の日ですね。そういえば・・・誰かのお誕生日だった・・・。
 このブログも今月でおしまい。記念に!?ずっとやっていなかった「ブログ茶会」を開催いたします。詳細はまた後日。