青年部共催 第23回学生・生徒交流茶会

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 7月20日(日)に上越市にあります「高田小町」におきまして茶道裏千家淡交会新潟支部による『青年部共催 第23回学生・生徒交流茶会』が開催されました。「学生・生徒交流茶会」は毎年行われていますが、今回は新潟支部の青年部育成委員会が音頭をとり、支部に3つある青年部も合同で一席設けての合同のお茶会になりました。わたしは昨年で青年部は卒業でしたが、今回は青年部育成委員としてお手伝いでした。と言っても香煎席のお手伝いをちょこっとしただけなんですが…。
 「高田小町」は解体した古い民家の材木を寄せ集めて作った建物です。お茶会にはぴったりの場所。


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 香煎席の様子です。担当は上越市にあります白嶺高校。元上越青年部の部長さんが母校で指導なさっています。

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 冷たいウーロン茶と「赤い蝋燭と人魚」という銘の餅菓子とお煎餅を美味しくいただきました。童話『赤い蝋燭と人魚』の作家・小川未明上越市の出身です。



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 県立看護大学席では坐忘斎お家元さまより茶道部に贈られた朝顔のお茶碗を拝見することができました。みなさん可愛らしい浴衣姿でおもてなし。なかなかのご亭主ぶりでした。こちらも青年部OGの方が指導なさっています。
 

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 今回初めて学校茶道と一緒にお茶会を行った青年部席。とても涼やかなお席でした。


 お席を回ったあと、わたしは香煎席のお手伝い。お菓子を用意してウーロン茶を入れて・・・あとは高校生がお運びしてくれます。みなさん一年生とは思えないほど、テキパキと動いていました。先生も教え甲斐がありますね。


 最近では青年部人口は現象していますが、学校茶道人口は増えているそうです。しかし学校を卒業するとお稽古もやめてしまう方がほとんどだそう。今回のような青年部と一緒のお茶会を行うことによって、学校を卒業してもお稽古を続けて青年部に入って活躍してしていただけたら…と思います。


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