宗恵の『一日一禅』 159

天晴日頭出(てんはれて にっとういづ)


天気が良ければ太陽が出る、というあたりまえのことです。

この「あたりまえのこと」を「あたりまえに行う」ということの難しさ。

それを教えている句ではないでしょうか。

わたしは常識的な人間だと思っておりますが

子供に言わせると、どうもそうではないらしい。

たとえば、子供がお世話になった家に

「お世話になりました。ありがとうございます。」と電話する。

それが相手の家の人にとっては、どうでも良いこと、

いちいちそんな事で電話されたら煩わしいそうだ…。

わたしはごく「あたりまえのこと」をしているつもりなのですが…。

みなさんは、どう思われますか?

☆この話は子供が高校生までのお話です。今は個人に任せてあります。