宗恵の『一日一禅』 158

相見呵呵笑(しょうけんして かかとわらう)


「呵呵大笑」という言葉があります。

大口を開けて屈託なく豪快に笑う様子です。

呵呵と笑うことは、心の中に迷いやわだかまりがあるとできません。

悟った瞬間に呵呵と笑った、と言われる禅僧は数多いそうです。

お笑いブームですが、本当に心の底から大声を出して笑う、ということはないですよね。

ある人の可笑しなことを取り上げて、笑のネタにすることがよくありますが

わたしはあまり好きではありません。

特に身体的特徴に関しては…。

呵呵と笑うということは、結構難しいことですね。