宗恵の『一日一禅』 68

= 大道在目前(だいどう もくぜんにあり) =

「大道」とは、根本真理すなわち人間が進むべき正しい道のことです。

努力しなければ手が届かないところにあるのではなく

常にわたしたちの目の前にはっきりと示され

無用なはからいの心さえ起こさなければ、いつでも手にいれられるものだ

ということをこの句は教えているそうです。

しかし「大道を求めよう」という気持ちを持ってはいけないそうです。

ごく自然に透明な気持ちでいれば自ずと道は見えてくる、ということかしら…。

毎日の生活を、もっと自然にあるがままにゆったりと受け入れることができたらなぁ…・