桃花紅李花白(とうかはくれないにしてりかはしろし)
桃の花は紅で、すもも(李)の花は白い、というごくあたりまえの自然の情景です。
わたしたちの目に映る森羅万象は多種多様でその現れ方はいろいろですが
みな生きようとして一生懸命です。すべてが平等で
尊い存在なのです。
自然そのものが仏法を示している、という句です。
これもまた「あたりまえのことをそのまま受け入れる」ことですね。
わたしは一年ちょっとしか社会に出ていたことがなく、いわゆる「世間知らず」です。
子供のPTAを長年経験してきましたが「あたりまえのことをそのまま受け入れ」ていたら
とんだ目にあわされたことがあります。ひゃ~、人間ってこわいですねぇ~。