宗恵の『一日一禅』 31

渓梅一朶香(けいばい いちだかぐわし)


やはり2月は「梅」の季節。きょうも「梅」です。

谷間にある梅の木に咲き始めた花から良い香りが漂い、

春の訪れを告げている、という情景です。

ふと梅の香りに気がつき「あっ、春」と感じた瞬間ですね。

禅では山川草木森羅万象(さんせんそうもくしんらばんしょう)の中にも

仏性が生き生きと見出されることを表現した句として用いられることが多いそうです。

ここ数日、雪が降っては積もり、晴れては雪が消える、の繰り返しです。

やはりだんだん春が近づいてきているなぁ、と実感します。

日も長くなりましたし、バレンタイン・デーも近いしウキウキしてきますねぇ。ルンルン♪