茶の湯とはたヾ湯をわかし茶をたてヽ のむばかりなる事と知るべし
この歌は「
茶の湯とはお湯を沸かして、お茶を点てて、飲むだけであるということであり
何も難しいことではない」ということを教えています。
この当たり前とことを当たり前にするということが、実際には難しいことです。
利休の教えに
花は野にあるように 炭は湯の沸くように 夏は涼しく 冬は暖かに
刻限は早めに 降らずとも傘の用意 相客に心せよ
の七則があります(四規七則の書庫をご覧ください)。
これを簡単に歌ったものですね。
お道具自慢…。美味美食の追求…。
無我無心にお茶を点てること…。
できそうで…できないこと…。