利休道歌 100

茶の湯とはたヾ湯をわかし茶をたてヽ のむばかりなる事と知るべし

この歌は「茶の湯とはお湯を沸かして、お茶を点てて、飲むだけであるということであり

何も難しいことではない」ということを教えています。

この当たり前とことを当たり前にするということが、実際には難しいことです。

利休の教えに

花は野にあるように 炭は湯の沸くように 夏は涼しく 冬は暖かに

刻限は早めに 降らずとも傘の用意 相客に心せよ

の七則があります(四規七則の書庫をご覧ください)。

これを簡単に歌ったものですね。

お道具自慢…。美味美食の追求…。

無我無心にお茶を点てること…。

できそうで…できないこと…。